快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

ハイエンドショウトウキョウ2012と第18回真空管オーディオフェア

2012年10月08日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「さて、そういうわけで昨日はハイエンドショウトウキョウ2012と第18回真空管オーディオフェアに行ってきたですよ。」
君主「ええ、まぁ・・・・それは良いんですが・・・・・我々が当番で大丈夫なんですか?」
侍「先週あれだけ脅さ・・・いや、念を押されてたのに。」
戯休「・・・だって、写真撮ってこなかったし。 それに色々心が病んでるこの時期に、禁じ手のあの2人の組み合わせで進めたらマジで鬱るわ。 何ていうかもう、セルフパワハラ?」
君主「初耳ですが・・・。 まぁ我々に危害が及ばぬ限りは最大限協力しますよ。」
侍「俺は秋葉原でメイドさんもどきを多々見て、相棒は神田明神で本職の巫女さんを拝んで悦に浸る・・・・報酬を先に貰ったからにはやらにゃならんでしょう。」
戯休「・・・そんな安っっっすいお前らが・・・・き・・・嫌いって訳じゃないんだからね?!」
侍「何故にツンデレ!!?? だからそれはもう先生で間に合ってますから!」
君主「そういう問題じゃないと思うが・・・。」
戯休「それでは、各イベント・各ブースの細かい話は他の文才とセンス溢れる方々にお任せするとして、ここではまた雑感を書かせて頂きましょう。 まずは先に行った真空管フェアのほうから。」
侍「これ、年々見るブースが減ってるとかって嘆いてましたよね?」
戯休「今回は特に早かったな・・・。 恐らく見て回った時間、今までで最短じゃなかろうか。 有料なのにな。」
君主「それだけ興味を引くものが無かったということですか?」
戯休「というより、俺みたいに完成品目当てで行くとそうなっちゃうのかな、と。 自作をする方々ならそれはもう色々な意味で祭典だと思うけど、そうした知識を持ち合わせていないからさ・・。」
侍「かといって、行かないという選択肢は無いですよね。」
戯休「東京に行けるか行けないかという前提はあるけど、それさえ乗り越えればまず行くよね。 実際今のメインアンプも真空管フェアで目にして、ほれ込んで、無理に購入したものだし。」
君主「かといって、その場を楽しむ為に真空管の勉強をするほどの甲斐性は主殿にはありませんしね。」
戯休「スピーカー自作なんかには興味あるけど、アンプは無理だなぁ・・・。 ああ、今思えば、次にアンプ買うとしたならある程度方向性決まってるから、尚更このフェアが足早に回り終わっちゃったのかもしれない。」
侍「自作の心得がないと完成品しか目に入らず、その完成品だってアンプが多いんですから、当然っちゃ当然ですかね・・・。」
戯休「万年プリアンプ難民を自称しているからそれは全部チェックしたけど、それも強く響いたのはあまり無かったかな・・・。」
君主「プリメインが多いという実情もあるでしょうね。 もうセパレート至上主義という時代でもありませんから、それも結構な事ですが。」
戯休「でも、視聴という意味では聴き応えがあるんだよなぁ・・・。 ハイエンドショウのほうは環境劣悪だし、ショップでも聴ける音だったりするけど、やはり味がある。」
君主「主殿にしてみれば、変な話馴染みの少ない音になるのでしょう。 他の参加者の方々にしてみれば、それが普通で、その音を支持しているからこそこちらのイベントに参加しているのでしょうし。」
戯休「ああ、この音は出せないなぁと思うよ、実際。 良い経験になるよ。 それと、各オーディオイベントで一番客層がガチなのも真空管フェアだと思う。 昔のオーディオフェアってこんな感じだったよなぁ、って。」
侍「前にも言ってましたっけね。 インターナショナルは変に富裕層っぽくて、音展は主催者側の狙い通りに一般化というか若返りされてて、ハイエンドショウが丁度身の丈程度かな・・・なんて。」
戯休「行った事無いけど、ヘッドフォン祭は若いリビドーに圧倒されそうな気がする・・・。 若くねぇなぁ、俺・・・・。」
君主「では、その身の丈に合っているというハイエンドショウのほうはどうでした?」
戯休「何だろう・・・凄い寂しく感じたんだけど・・・・。 春は仕方がないと思って普通にスルーしたけど、秋もこんなんだったかぁ・・・。」
侍「人手がですか? それとも出展社ですかね?」
戯休「両方。 最終日の15時以降だからかな、なんて思ったけど、出展社には関係ないしなぁ・・・。」
君主「無料で出展出来る訳ではありませんし、その出展料が負担になる企業も多いということでしょう。 こればかりは無理強いして出てもらうわけにはいきません。」
戯休「物品販売コーナーの寂しさといったら、唖然としたよ。 今年も何枚か買おうかと思ってたけど、一気に萎えたわ。 まぁ気に入ったが無かったのが一番の理由だけどさ。」
侍「あのコーナーも出展料要るんですかね? だとすればいくら売っても稼ぎにならない気もしますけど。」
戯休「某レーベルはいつもハイエンドショウに居たのに、今年は真空管フェアの物販コーナーに居たな・・・。 いつもハイエンドショウに出てる他のメーカーが今年は音展に移ってたりしてるし、色々事情があるのかもしれない。」
君主「やはり無料では厳しいのでしょうか・・・。 500円程度でも協力願ったほうが良い様な気がします。」
戯休「それか連休に全てぶつけて、共通パスでも企画するとかね。 確かに不況で安いに越した事はないけど、だからといってメーカーさんに無理ばかり強いては元も子もない。 ここはもう一度考えてもらいたいな。」
侍「肝心の出展のほうはどうでした? 何か印象に残ったとことかは・・・。」
戯休「今迄見聞きしてた物の魅力を再確認したりはしたけど、初見ではそんなに無かった気がする・・・。 気になるのはあっても置いてあるだけだったりしてさ。」
君主「新製品の開発も鈍っているのでしょうか・・・。 出展社が無いわけでもないのに、寂しいことです。」
戯休「何かしらのジャンルに特化してるから、デモし難い部分もあるかも。 アクセサリーメーカーなんかそうだよね。 ほとんど他社製品でシステムを構成してデモしなきゃいけなかったりすると、苦労の割に旨みが少ないかも。」
侍「まぁ調味料をアピールするのに高い場所代払ってフルコースを用意してもてなすのって、大変ですよ確かに。」
戯休「だから各メーカー共同でブースを用意してたりするのは、実際こちらとしてもそこで初めて聴く機会に恵まれたりするから、良いアイデアだと思う。 デモが時間によって内容が変わっちゃうから、タイミングの合わない場合は泣くしかないけどさ。」
君主「それでも得られるものはありますから、是非率先してそうした試みをして欲しいものです。」
戯休「個別で一番印象に残ったのは、各所で話題になってるみたいだけど、ヨシノトレーディングブースのオープンリール再生だったかな・・・。 あれは好き嫌いがあるにせよ、もし嫌いな人でも個性を認めざるを得ない程の音は鳴ってたと思う。 俺は雑食系でそういう好き嫌いは少ないほうだと思ってるけど、普通に良い音だなと思ったよ。」
君主「手に入るものではありませんし、そうした体感が出来たというのは価値がある事ですね。」
戯休「とはいえ、例えばの話、もし今巷にこういう音が溢れてたなら、不意に聴いたCDシステムの音を聴いて、凄い音だと感動するのかもしれない。」
侍「やっぱ場数ですね、場数。 今は方向性に色々気付いて楽しんでるんでしょうけど、それがある程度固まると、今度はその奥行きの深い浅いが気になってくるんじゃないですか?」
戯休「かもしれないなぁ・・・。 でも、折角色々楽しめているのに、文句ばっかり目立つ様にはなりたくないよね。 無知とは罪かもしれないけど、あまり迷惑を掛けない程度であれば無知でも良いのかも・・・と思わなくも無い。」
君主「どちらにせよ、これで飯を食うわけではありません。 進むも退くも自分の好きな様にして、その結果どう感じるかはその時次第、ですよ。」
戯休「とりあえず、今月は仕事を頑張って、またイベントに行ける様にしたいもんだね。 しかし、本当にバラけ過ぎて交通費が厳しいわぁ・・・。」


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