快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

xvYCC・・の筈

2006年08月31日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
修道女「ふぅ・・・。 やっぱり向いてないかな・・・。」
君主「初めの溜息は主殿か侍の役目の筈だが・・。 一応聞こう。 どうした?」
修道女「・・・今日の話題は絶対にBRAVIAだと思うんですよ。」
執事「ほほう。 確かに最有力候補ではありますな。 それが?」
修道女「で、きっといつも通りだと、私は質問役なんですよね・・。」
司祭「貴女はデジモノに疎いですからね? 仕方が無いでしょう。 クックック・・。」
修道女「侍さんが鬱に入っている今、私もこう、話題を廻して行かないといけないと思うんですよ!」
君主 『・・・姫様は数に入ってないのな・・・。』
修道女「それで予習をしてたんですけど、判らない事だらけで挫けそうになってたんです・・。」
執事「成程・・。 では私達もその予習のお手伝いをいたしましょうぞ?」
司祭「クックック・・。 仕方ありませんね? 後輩の為に真面目に教えましょうか。」
修道女「本当ですか!? 有難う御座います!! ・・・で、とりあえずこの『映像エンジン』ですけど・・・。」
君主「2サイクルとか言うなよ?」
修道女「それじゃあ・・・」
司祭「4サイクルでもありません。」
修道女「・・・・・V型・・?」
執事「・・・・基礎の基礎以前の問題ですな・・・。」


修道女「そうですよね、色々とおかしいと思っていたんですよ。」
君主「・・・あんた、凄いよ・・・。」
司祭「ク・・クク・・・。 判ってボケてるんじゃないでしょうね・・?」
執事「デジタルとか関係ないレベルに達してますぞ・・・。」
修道女「それじゃあ最後にですね・・・。 『xvYCC』って何ですか?」
君主「・・・い・・いきなり高レベル問題だな・・。」
司祭「クックック・・・。 まぁ良いでしょう。 さすがにツッコミ疲れた所でしたし・・。」
執事「まぁ、簡単に言えば、色について定めた規格ですな。」
修道女「規格、ですか・・。 色の数とか決めてあるってことでしょうか?」
君主「そういう言い方でも言えるが・・。 要は色を情報として扱う以上、何処から何処までという風に規格を設けないと、相互に正しい情報のやり取りが出来ない。 ここまでは判るか?」
修道女「はい。 そうしないと、まとまりませんからね。」
執事「そうですな。 で、今まで規格として存在し、実際に実施されてきたのが『sRGB』規格ですな。」
司祭「この規格は実に広い範囲で使われていますからね。 見たことも有るでしょうね? ククッ・・。」
修道女「そうですね・・・。 そういえば主殿がこの前Photoshopとかいうソフトを使っていた時にも出ていたような・・?」
執事「確かに有りましたな。 事は動画に限った訳でもないという事ですぞ。」
修道女「成程・・。 あくまで色の規格、という訳ですね。 で、『xvYCC』もそれに該当するということですか?」
君主「そうだ。 ・・・流石に察しが良くなってきたな。」
司祭「ククッ・・。 元々聡明な頭脳の持ち主ですからね?」
修道女「でも・・。 残念ながら、それがどういった意味で話題に上がるのかが判らないです・・・。」
君主「それはこれからの話だな。 ・・・『sRGB』規格というのは、CRT、つまりブラウン管モニターの規格で、現状の放送とかDVDもそれに合せて作られているんだ。」
修道女「・・そうですよね。 そうしないと、受像しても再現できない色が出てくるって事ですよね。」
司祭「正解です。 しかし、最近の高技術化により、PDPを初めとする受像機器がCRTを超える色再現性を備えていたら、どうですか?」
修道女「・・・・どうでしょう・・?」
執事「ふむ・・。 では例えばですな、今まで10の仕事を必要とされてきた部署に、100の仕事をこなせる社員がやってきたとしましょうかの。 そのまま10の仕事だけやって貰いますかな?」
修道女「いえ? でしたら100の仕事をこなす部署にするか、さもなくば他の部署へ・・・。 あ・・、そういうことですか・・。」
君主「そういう事だ。 色の規格の互換性を保ちつつ、能力があれば更に広範囲の色情報を定める新規格という訳だ。」
修道女「そうだったんだ・・。 この前、侍さんにHD化について教えて貰いましたけど、あれは解像度だけの話だって言っていた意味が判りました。」
司祭「クックック・・。 人によっては色の規格まで対応しなければ真のHD化とは言えないという方も居ますからね?」
執事「それに、HDMI1.3についてもこれで理解が出来ましたかな? この情報を伝送できるという意味でもあるんですからな。」
修道女「・・・成程・・。 有難う御座いました! これで今日はバッチリです!」
君主「・・・ふぅ・・。 そうなればいいな。」



戯休「・・・お、遅かったね? 何してたん?」
修道女「ふっふっふ・・。 ヒミツです!」
戯休「・・そう? まぁいいや。 それじゃ今日の話題だけど・・・。」
修道女「はい!!」
戯休「ZMPの音楽再生機能を備えた自立移動型ロボット「miuro」な。」



修道女「・・・・・はい?」
戯休「いや、これが中々のもんでさ。 無線LANでの遠隔操作とか、インターネットラジオの再生とか出来るんだって。」
修道女「・・・・・・・」
戯休「でね、画像やらセンサーやらで見取り図を自動で作って、ポイントを指定すればリモコンで自動的に移動してくれるんだって。」
修道女「・・・・・・・」
戯休「足元にあっても、音場制御で耳の高さまで音場を上げてくれるそうだよ。」
修道女「・・・・・・・」
戯休「・・・・もしもし?」
修道女「・・・・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!」
戯休「・・・・・はい?」
執事「・・憐れですのう・・・。」
司祭「クックック・・・。 鬱も三人目にならなければ良いんですがね・・?」
君主「まぁ台風や大雪と一緒で、準備すると来なかったりするんだよなぁ・・・。」


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