やり過ぎはよくない

戯休「いやぁ、難しいもんだねぇ、RAW現像というのは・・・・。」
侍「そうなんですか？　とりあえず普通に行う分には楽だって聞きましたけど。」
戯休「初歩的な操作はね。　そこは流石色々と厳しい目で見られているだけあって、気軽に出来るよ。」
君主「問題は、作業の結果をどういう風にしていくか、ですか。」
戯休「だね。　幾らでも弄れる分、どこで止めるかとかが何分難しい。」
侍「そりゃあ・・・明確な意図でもない限り、自然に近付けていくものなんじゃ？」
戯休「誰もがそう思うだろうけど、そこの匙加減ってやっぱり難しいぜ？　俺みたいな初心者なんかは、押さえるつもりでもやり過ぎになっちゃいそうだし・・・。」
君主「でしょうね。　オーディオで言うなら、コンポを買ったばかりの時は、高音低音をブースト気味にしてしまうものだったりしますしね。」
戯休「その辺はもう、何度も何度もやって、仕上がりを見て、他の人のを見て、また自分のを見て繰り返してって事になるんだろう。」
侍「何事もそんなもんですって。　大体主殿がすんなり技術を習得するって方がおかしいんですから。」
戯休「それはそうなんだけど、言葉にされると悲しいからやめて・・・。」
君主「しかし・・・いざやり始めると、難しいとはいえ楽しいものですか？」
戯休「楽しいね・・・。　明らかな失敗作でもリカバリー出来る場合もあるし、弄って良くなったりすると素直に嬉しいし・・・。」
侍「それに、こうすることでsRGBにしたり出来るってのも大きいんじゃないですか？」
戯休「だねぇ。　前にFacebookにおいて色が褪せるとかって話はしたけど、それはネットプリントも同様だったよ・・・。」
君主「では、今迄プリントした写真は全てそうなっていたということですか。」
戯休「そうなるね・・・。　それがその店のみそうなのか、それとも全部がそうなのかそうでもないのか、判らないけど。」
君主「すると、RAW現像したものだけをアップないしプリントすれば済む話になります。」
戯休「今までは馬鹿みたいに上げてたからね。　見る知り合いのほうが大変だったろうし、数も減って良いんじゃなかろうか。」
侍「でも、そのままアップも駄目となると・・・いよいよJPEGの立場が・・・・。」
戯休「デュアルスロットで、SDをJPEG、CFをRAWで撮ってるんだけど・・・微妙にはなるかな・・・。」
侍「容量に差し支えないならそのままでも良いと思いますよ、俺は。」
君主「スロット毎にsRGBとAdobeRGBを別に設定できればと思いますが、それはいくらなんでも横着し過ぎでしょう。」
戯休「まぁ些細な手間ってやつだよ・・・。　今日中に先の撮影会の分まで終わらせないと・・・。」
君主「何か不都合でもあるんですか？」
戯休「恐らくは今日届く筈さぁ・・・・モンハンがな！！」
侍「うーわ。　すっかりそんな事忘れてたし。」
戯休「うっきゅっきゅっきゅっ・・・・面白ければ良いのぅ・・・・。」