快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

Panasonic RP-HX750

2014年05月22日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はパナソニックのヘッドフォン『RP-HX750』のお話をしましょう。」
魔女「パナソニックのヘッドフォンを取り上げるなんて、どうにも珍しい気がするねぇ。」
戯休「俺もあんまり記憶には無いかな・・・。 色々出してはいるけど、そう気持ちに引っ掛からなかったというか・・・。」
旗本「それで今回は引っ掛かったというわけだな。 それで、どの辺がどうだというのだ?」
戯休「これと言うか、今回のシリーズ全体がそうなんだけど、最大11.1chにもなるDTSの11.1ch DTS Headphone:X対応ヘッドフォンという技術に対応したヘッドフォンなんですわ。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つまりは・・・・・サラウンドヘッドフォン、か・・・・・。」
公爵「はっはっはっは・・・・。 それは懐かしい話だねぇ。 一時期は色々なメーカーから出て来ていたものだが、今となっては相当市場が寂しいからねぇ。」
戯休「でもこれ、厳密に言うとそういうサラウンドヘッドフォンとも違っているんだよ。 ぶっちゃけ、製品的にはただのヘッドフォンといっても差し支えないわけで。」
女王「どういう事でしょう? そのHeadphone:Xという技術に関わる故の話なのでしょうか?」
戯休「そうそう。 Headphone:Xって技術自体はどのヘッドフォンにも効果があるというのが売り。 それを楽しむ為には専用アプリである『DTS Headphone:X Music Live』で再生する必要があるとあるけれど・・・。」
執事「裏を返すと、そのアプリで再生する分には、どのヘッドフォンでもHeadphone:Xの効果が表れる・・・そういう事ですかの?」
戯休「CESとかの記事を読むとそうあるよ。 ついでに言うと専用コンテンツも必要だから、フルに発揮するには相応のハードルがあるけども。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すると・・・・・何故に・・・・・・対応を謳う・・・・・?」
戯休「ま、適しているという事でしょう。 どんなヘッドフォンでも効くかもしれないけど、適正に差はあるだろうしね。 どんなに良いヘッドフォンでも駄目かもしれないし、驚く位高品質な音を出すかもしれないし・・・。」
旗本「少なくとも、今迄の商品ではそんな事を全く配慮しておらぬであろうし、相性が悪くても当然ではあろうがな。」
戯休「開放型の相性は悪そうだって俺程度の頭でも思い付くけど、どうだろうね。 Headphone:X自体が未体験だから、わからないな・・・。」
女王「専用コンテンツに気に入った作品等があって、その上で試してみたいのであれば、シリーズの中でも安価な製品を入手してみるのも良いかもしれませんね。」
戯休「シリーズで最も入手し易いRP-HX350が3000円前後。 今回取り上げた最上級機であるRP-HX750でも1万円前後。 Headphone:Xでしか使えないわけじゃないし、損はしないかもしれない。」
執事「ふむぅ・・・。 ちなみにその差はどういうところなんですかのぅ?」
戯休「一番はドライバの大きさの差になるとは思うけど。 ただ、個人的にはちょっと頑張ってでもHX750をお薦めしたいかな。」
魔女「ある程度までは金額で差が付くのは致し方なし、ってやつかねぇ。」
戯休「それもだけど、やっぱりハウジングが大き目なのが良いと思うからさ。 しっかり耳を覆って貰ってナンボな部分もあるだろうし。」
公爵「うんうん。 しかし有難い技術だねぇ。 アプリやハードの対応に左右されるにしろ、より気軽にサラウンドを楽しめる事に繋がりそうじゃないか。」
戯休「そだね。 非対応コンテンツでも効果をそれなりに発揮出来たりしてくれるようになれば尚ベターなんだけど。 これからの展開に期待しましょう。」


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