房総閑話

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平成19年千葉東方沖地震の震源地の移動

2007-08-18 15:30:36 | 地球はどうなっているの?
8月16日4時15分に発生した地震の震源は、
一宮海岸から約20km、深さ30kmでした。
今日8月18日4時14分に発生した地震の震源は、
ほぼ一宮海岸沿い、深さ20kmでした。

これは、17日0時22分最大震度3の地震から、
それまでの震源地が20km移動していました。

8/16 04:15 北緯35.4度 東経140.6度 M5.3 深さ30km 最大震度4
8/17 00:22 北緯35.4度 東経140.4度 M4.3 深さ30km 最大震度3
8/17 00:27 北緯35.4度 東経140.4度 M3.4 深さ30km 最大震度2
8/18 04:14 北緯35.4度 東経140.4度 M4.8 深さ20km 最大震度5弱
8/18 04:30 北緯35.4度 東経140.4度 M2.7 深さ20km 最大震度2
8/18 04:38 北緯35.4度 東経140.4度 M2.5 深さ20km 最大震度1
8/18 04:52 北緯35.4度 東経140.4度 M3.4 深さ20km 最大震度3
8/18 05:11 北緯35.4度 東経140.4度 M2.6 深さ30km 最大震度2
8/18 13:40 北緯35.4度 東経140.4度 M4.6 深さ30km 最大震度4

南北位置は変わらず西に0.2度移動していることがわかります。
1度約100kmなので、0.2度は約20kmくらいになります。
位置関係は下の地図です。



気象庁は次のように発表しました。
『この地震の発震機構は、南北方向に圧力軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生した地震と考えられます。』

実際、南北方向に揺れました。
詳しくは気象庁発表を見てください。

気象庁ホームページ(PDF)

1ヶ月くらいこの地域の地震活動は続くそうなので、
地震対策は万全にしておいた方が良いでしょう。


  


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千葉県東方沖を震源とした地震について

2007-08-16 12:31:11 | 地球はどうなっているの?
8月16日早朝4時15分に最大震度4、M4.5の地震が発生した。

この地震は、この日急に起きたものではなかった。

8月13日  9:30 M3.0
8月13日 11:21 M3.0
8月14日 21:33 M3.0
8月15日  2:28 M2.8
8月15日 12:09 M3.0
8月15日 18:11 M2.6
8月15日 20:34 M3.8
8月16日  0:11 M2.7
8月16日  4:15 M5.3 最大震度4

8月16日  5:04 M4.0
8月16日  7:41 M4.0
8月16日  7:47 M4.5 最大震度3
8月16日  8:20 M5.0 最大震度3
8月16日  8:30 M3.2
8月16日  8:37 M4.5
8月16日  9:22 M4.7 最大震度3

すべて、千葉県長生郡一宮町東方沖20km~30kmを震源としている。

また、今回の地震の震源は1987年12月17日11時8分に発生した、
最大震度5、M6.7の千葉県東方沖地震とほぼ同じ地域で起こっている。
ただ、先の地震は深さ58kmと深いが今回は30kmと浅いことで、
メカニズムが若干違うのではないだろうか。
気象庁からのメカニズムの発表がまだないので待たれるところである。

気象庁のHPの地震カテゴリーをみると、
このくらいの群発地震が日本中どこでも起きているのがわかる。
あらためて、日本は地震大国であることが再認識される。

自分の住んでいる町は大丈夫だという変な自信をもたないで、
いつ、自分の町に大地震が起きてもいいように個人で対策をするべきである。

9月1日は『防災の日』でもあるので、もう一度災害について考えてみよう!


  


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