この植物の同定にちょっと時間がかかりました。
キキョウ科の花ということはすぐにわかったのですが、花の付き方、葉の形状や付き方を調べていくとわからなくなってしまいました。
最初は、ソバナと断定。その時ツリガネニンジンも候補でしたが、花の付き方がなんとなく納得できない。でもソバナがこんなところに?と花の膨らみ方も少し違うようでした。
次はフクシマシャジン。ほぼ決まりと思いブログを書こうともう一度調べてみると、「がく」の形状が違うのです。フクシマシャジンの「がく」は太いんです。この花の「がく」は針状に細いです。そこで、花の付き方や葉の付き方を無視して「がく」で調べてみました。
そこから行き着いた?いや戻ってきたのがツリガネニンジンでした。
よく調べるとツリガネニンジンは変異が大きく、葉も3枚の輪生でなく4枚、5枚の輪生も見られ、花の付き方もきれいに花序がわかるものから花序が乱れているものもあることがわかりました。植物の断定は難しいですね。
ツリガネニンジン。漢字で釣鐘人参。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
千葉市レッドリストのカテゴリーB、重要保護生物に指定されていました。
全草、薬草だそうです。
雌しべは熟成すると先が3つに裂ける。自家受粉を防ぐためですね。
「がく」が細いです。
まわりをみても、ツリガネニンジンはこのひと株だけ。
自家受粉しないシステムの植物にはひと株しかないというのはどうなんだろう。
時間差で長いあいだ次から次へ咲いて種を落として、この場所で生息して欲しいです。
いったい、鳥はこの種をどこで食べたんだろう。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)
キキョウ科の花ということはすぐにわかったのですが、花の付き方、葉の形状や付き方を調べていくとわからなくなってしまいました。
最初は、ソバナと断定。その時ツリガネニンジンも候補でしたが、花の付き方がなんとなく納得できない。でもソバナがこんなところに?と花の膨らみ方も少し違うようでした。
次はフクシマシャジン。ほぼ決まりと思いブログを書こうともう一度調べてみると、「がく」の形状が違うのです。フクシマシャジンの「がく」は太いんです。この花の「がく」は針状に細いです。そこで、花の付き方や葉の付き方を無視して「がく」で調べてみました。
そこから行き着いた?いや戻ってきたのがツリガネニンジンでした。
よく調べるとツリガネニンジンは変異が大きく、葉も3枚の輪生でなく4枚、5枚の輪生も見られ、花の付き方もきれいに花序がわかるものから花序が乱れているものもあることがわかりました。植物の断定は難しいですね。
ツリガネニンジン。漢字で釣鐘人参。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
千葉市レッドリストのカテゴリーB、重要保護生物に指定されていました。
全草、薬草だそうです。
雌しべは熟成すると先が3つに裂ける。自家受粉を防ぐためですね。
「がく」が細いです。
まわりをみても、ツリガネニンジンはこのひと株だけ。
自家受粉しないシステムの植物にはひと株しかないというのはどうなんだろう。
時間差で長いあいだ次から次へ咲いて種を落として、この場所で生息して欲しいです。
いったい、鳥はこの種をどこで食べたんだろう。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)