６月２９日（水）９時１０分に起きる。朝の室内気温２９．６度、湿度６０％。
エアコンは就寝前の１時ごろ消しているので、締め切った部屋は汗ばむほど熱
気がこもっている。昨夜は寝苦しかったはずだ。朝日が当たるスチール製の雨
戸はカンカン熱く、卵焼きもできそうなくらい。やれやれ今日も猛暑日か、と
げんなりする。
昼前に花たちに水をまこうと庭に出たら、ヒマワリの苗がもうぐったりしおれ
ている。昨日たっぷり水を撒いてやったばかりなのに、もうこんな状態。よほど
暑かったのだねえ。
あまり暑いので、熱中症が怖くて外出を控える。夕餉の食材の買い物にも出かけ
ず、勤め帰りの娘に、梅田のデパ地下で夕食用の弁当でもよいよ、と頼む。たま
にはオール既成の総菜で、いいだろう。明日も暑くなる（大阪の予想最高気温は
35度！）ようだから、涼しい午前中に出かけるとしよう。
昼食後、テレビニュースをかけたら、ウクライナのショッピングモールにロシア
のミサイルが着弾、多くの犠牲者が出たと報じていた。精密兵器に乏しいロシア
軍の誤爆の可能性とも言われているが、ひどいことをするものだ。ロシアの侵略
に目を背けることは許されないが、心のどこかで「もうたくさんだ」という気持
ちも正直ある。西側世界に漂う「ウクライナ疲れ」と、ある専門家は言っていた
が、あまり悲惨な状況を毎日見せられると、人間の弱さゆえに「もう耐えられな
い」と言う精神状況になるのかも。その果てに盛り上がっていたウクライナ支援
が滞っていく・・・とすれば、とても怖いことだ。
阪神大震災の時、地元紙が震災報道ばかりしていたら、被害が少なかった地域か
ら「いつまで震災にこだわってるねん！」とクレームが来た、という。「震災報
道疲れ」というのだろう。こうして忘れてはならない記憶も、風化していくのか。
チャンネルを切り替えると、NHKBS「空港ピアノ オーストラリア・ブリスベン
から」を放映していた。旅行者や通勤客が空港ロビーに置かれたピアノで、思い
思いの曲を弾いていく。平和な風景なので楽しく、ホッと心が安らぐ。これも
「ウクライナ疲れ」なのだろうか。
＊朝９時１０分の血圧１４０/７３
３０日（木）９時２０分に起きるたが、８時過ぎにあまり暑いので少しエアコン付
けたから、朝の室内気温２８．０度、湿度６２％。
戸外は雲一つなく、カンカン照りで白く輝いている。今日も危険な猛暑が襲うとか。
昨日は買い出しに行かなかったので、２日続けて主夫業休むわけにはいかず、今日
は午前中に近くのスーパーへ。暑さで体力なくすといけないと思って、夕餉のメニ
ューには元気が出るニラレバ―（モヤシ）炒めに決める。使い残しの人参もあった
ので、細く刻んで放り込む。
今日で６月は終わり。今年の半分が過ぎたことになる。史上最短の梅雨が明け、い
きなり災害並みの暑さに見舞われた日本列島。このままじゃ７～８月はどうなるこ
とか。四国では早くも水不足が伝えられている。コロナもまたぶり返し始めたとい
う。長い暑い夏を前に、不吉な空気が気になる。
＊朝９時２０分の血圧１３３/７７
平和な風景「駅ピアノ｝（NHKBS放送から）
