7月17日(日)9時10分に起きる。雨戸を開けると薄日が差していて、
今日は雨はなさそう。空気も乾燥気味で、少しさわやかな感じがする。
テレビで世界陸上の中継を観る。陸上競技では、日本選手にメダルはなか
なか手が届かない。そんな中で、20キロ競歩で前大会に続いて日本の
山西利和選手が優勝したのは、立派の一語に尽きる。
トラック競技ではケニア、エチオピアなどのアフリカ勢やジャマイカの選
手の活躍が目立つ。アメリカ選手も強いが、肌の色を見るとアフリカ系の
ように見える選手も多い。遺伝子的に見ても、アフリカ系の優勢が証明さ
れているのだろうか。
ロシアの選手が全然見えないのは、ウクライナ侵攻のためボイコットされ
ているからだろう。
雨が上がったので、草花の手入れをする。ペチュニア、ジニアなどの花が
雨に打たれて相当傷んでいる。雑草も伸びて見苦しくなっていた。
18日(月)9時15分に起きる。薄日が差し、そよ風もあって、蒸し暑さ
が和らいでいるので、ホッとする。
今日は「海の日」。「海の日」は明治天皇が1876(明治9)年に初め
て船旅したのを記念して制定され、1996年に祝日になった。
山育ちにとって、海はいつも憧れだった。初めて海を見たのは小学校5年
生ごろ。夏休みの臨海学校で、トラックの荷台に乗って(バスも通ってい
ない山村では、当時貴重な移動手段)駅のある町まで出て、汽車と電車を
乗り継いで、和歌山市の加太(かだ)海水浴場に繰り出した。
初めて海で泳ぎ、ゆっくり盛り上がり押し寄せる波としょっぱい海水…海
の初体験に驚き、感激した。
山の子供には水着なんてハイカラなものはない。男は「越中ふんどし」。
(女の子はどんな格好で海に入っていたかは、残念ながら記憶にない)。
周りを見渡したら、越中ふんどしの子なんて山の仲間だけ。恥ずかしいと
いうより、都会の子は違うんだなあ、とカンシンした。
いつも泳ぐ山の中の小川は川底まで見通せる清流。みんな(女の子も)す
っぽんぽん。水遊びにパンツ(サルマタ、今でいうトランクスか)をはき
始めたのは中学生ごろからで、海水パンツもそのころ買ってもらった。水
遊びの飽きたら、川面に張り出したクルミの木に登って、たわわに生って
いる実をゆすって落とし、まだ青いけど小石で割って実を食べる…当時の
山の子供たちは、時々姿を見せる野サルやイノシシと一緒で、野生味にあ
ふれていたものだ。
?!ちょこっと、知ったかぶり!?
<越中ふんどし>長さ100cm程度(3尺)、幅34cm程度(1尺)の布の
端を筒に縫い、その筒に紐を通した下着。クラシックパンツ、サムライパ
ンツとも呼ばれている。現在でもネット通販でカラフルな「越中フンドシ」
が容易に手に入る。湿気の多い日本で、年配者や若者の間でも根強い人気
があるようだ。「越中」の名前の由来は①越中富山の置き薬の景品で全国
に普及した②越中守の細川忠興が考案した③大阪新町の越中という遊女が
考案したーなど、複数の説がある。(「ウイキペディア」から)
ムラサキシキブの葉にしがみついて
咲き始めたプランターのミニヒマワリ