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米陸軍の新しい中距離ミサイル「LRHW」は射程2775km以上と判明。日本の九州が配備先の最有力候補2021/5/15JSF軍事/生き物ライター

2023-03-10 16:19:50 | 連絡
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JSF 軍事/生き物ライター
弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人戦闘兵器、オスプレイなど、ニュースに良く出る最新の軍事的なテーマに付いて解説を行っています。
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ロッキード・マーティン社の資料より中距離ミサイルLRHWの想像図 
<下記URL
参照
>

アメリカ陸軍が開発中で2023年度末に最初の部隊が実戦配備予定の新しい中距離ミサイル「LRHW」の射程について新しい情報が判明しました。アメリカの軍事ニュースサイト「Breaking Defense」によると、アメリカ陸軍当局者が「LRHWの射程は1725マイル以上」であると語ったとのことです。

Army Discloses Hypersonic LRHW Range Of 1,725 Miles; Watch Out China | BreakingDefense

 1725マイル(2775km)はLRHWについて従来知られていた数値の射程1400マイル(2253km)よりも長く、しかも「以上」とあるので実際にはもっと飛べる可能性があります。陸軍は正確な性能数値は秘匿するつもりなのでしょう。

 なお1725マイル(2775km)は1500海里となります。

 ここでは暫定的にLRHWの射程を2775kmとして、対中国用に西太平洋に配備した場合には何処が候補地として考えられているのか、考察していきたいと思います。
〇通常弾頭の中距離ミサイル、目標は中国大陸の航空基地
アメリカは中国との戦争では核兵器を用いない地域紛争レベルの通常戦争を想定しており、想定戦場は東シナ海(尖閣諸島)、台湾、南シナ海(南沙諸島、西沙諸島)です。中国大陸に地上侵攻するつもりはありません。新しい中距離ミサイルは想定戦場に飛んで来る中国軍の戦闘機の運用を妨害するのが目的で、航空基地を狙うことになります。
 つまりLRHWは想定戦場である東シナ海(尖閣諸島)、台湾、南シナ海(南沙諸島、西沙諸島)から数百km以内の戦闘機の出撃拠点となる中国大陸の航空基地を狙える場所に展開する必要があります。

米軍の中距離ミサイルが”地上発射”であるべき理由は再装填・再発射の容易性(2021年3月22日)
〇中距離ミサイルの配備場所は第一列島線
アメリカ軍インド太平洋軍(USINDOPACOM)が2021年3月1日に議会に提出した要望書には「第一列島線の長距離兵器で武装した地上部隊は…」という表現があり、この長距離兵器とはLRHWを指すと見られています。これはLRHWの展開先は第二列島線(小笠原諸島、グアムの線)ではなく第一列島線(九州、沖縄の線)が想定されていると明言されたことになります。 
アメリカ国防総省資料より第一列島線と第二列島線
<下記URL
参照
>
〇グアムにLRHWを置いても中国大陸まで届かない
第二列島線にあるアメリカ領土のグアムにLRHWを置いても、射程2775kmでは中国大陸まで届きません。ただしLRHWの最新情報は「射程2775km以上」なので、もっと飛べる可能性はあります。
 しかし射程3000kmでもグアムからでは中国大陸までほとんど届かず、射程3500kmでは南シナ海を想定戦場とした場合の中国大陸の航空基地を狙うには足りず、射程4000km以上が必要になります。おそらく其処までの射程は与えられていないでしょう。
 LRHWは訓練用キャニスターに書かれた数字から発射重量7400kgと推定されており、発射重量および二段式推進ロケット+機動弾頭という構成は冷戦時代のパーシングⅡ準中距離弾道ミサイル(射程1770km)とほぼ同じです。LRHWのC-HGB(極超音速滑空弾頭)の滑空性能がパーシングⅡのMaRV(機動再突入体)より高いものだったとしても、ミサイルが同じようなサイズで2.5倍の4000kmもの射程を発揮できるとは少し考え難そうです。
Google地図より筆者作成。グアムから半径2775kmの円 
<下記URL
参照
>
〇硫黄島は狭すぎて配備には不向き
第二列島線で住民がおらず兵器の配備が容易な島に硫黄島が挙げられますが、射程2775kmでは想定戦場を南シナ海とした場合、中距離ミサイルの目標となる中国大陸の航空基地まで射程が少し足りません。 
Google地図より筆者作成。硫黄島から半径2775kmの円
 
<下記URL
参照
>
ただしそれ以前の問題として、硫黄島は地対地ミサイルの配備拠点としては島が小さ過ぎて発射機が隠れながら移動することができず、LRHWの配備候補地としては非常に不向きな場所です。
 通常であれば中距離ミサイルで地上移動目標を攻撃することは目標の正確な場所が掴めず狙いを付けるのが非常に困難なのですが、ごく狭い範囲に目標が存在していると確定している場合、その範囲ごと多数のミサイルのクラスター弾頭で面制圧してしまえば目標を除去できます。
 もし硫黄島にLRHWを配備した場合、展開できそうな平地は少なく、中国軍の中距離ミサイルによって容易に撃破されてしまうでしょう。
Google地図より硫黄島。赤円は直径200mで弾道ミサイル(クラスター弾頭)制圧範囲
<下記URL
参照
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狭い硫黄島では滑走路と旧滑走路を中心とする主要平地は数十発のクラスター弾頭の弾道ミサイルで制圧可能です。LRHWの移動発射機は大型のトレーラー車両なので悪路は走れず、移動範囲は限定され特定されやすくなります。
 なおミサイルを地下サイロ式にした場合は建設中に場所が特定されるので、貫通弾頭の弾道ミサイルを撃ち込まれたらピンポイント攻撃により少ない本数で簡単に撃破されてしまいます。
 このように、隠れながら移動を繰り返して居場所を特定させない運用が想定されている攻撃兵器の配備には狭すぎる場所は不向きという問題は、硫黄島だけでなく他の小さな島にも当て嵌まります。一時的な展開なら可能ですが、継続して撃ち続けることはできません。
〇第一列島線の九州に配備する場合、最適となる
LRHWの射程を2775kmとした場合、第一列島線の九州に配備すると想定される戦場


の全てに対応できます。東シナ海(尖閣諸島)、台湾、南シナ海(南沙諸島、西沙諸島)から数百km以内
戦闘機の出撃拠点となる中国大陸の航空基地


を攻撃することが可能です。 


Google地図より筆者作成。九州の中央部から半径2775kmの円
 <下記URL
参照
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想定戦場が南シナ海ではなく台湾海峡や尖閣諸島ならばさらに後方からでも攻撃可能です。
台湾有事が想定なら静岡県にある陸上自衛隊の富士演習場からでも想定される中国大陸の目標に届きます。
 Google地図より筆者作成。富士演習場から半径2775kmの円
  <下記URL
参照
>
〇LRHWの沖縄への配備は回避可能
アメリカ陸軍のLRHWは最低でも2775km飛べるのであれば、沖縄に配備する必要はありません。
海兵隊の地上発射型トマホーク巡航ミサイルは飛行速度が遅い関係から、移動目標である艦船を狙う場合は到着時間の関係であまり遠くに置くのは不向きなので沖縄配備の可能性は残ります。
しかし陸軍のLRHWは高速飛行する極超音速兵器であり地上固定目標を狙うので、有効射程内なら後方配置でも問題が生じません。
 LRHWの以前まで知られていた射程1400マイル(2253km)では九州配備では少し足りず沖縄配備の可能性がありましたが、少なくとも1725マイル(2775km)を飛べるならば九州配備で全く問題が出ません。
 沖縄に海兵隊の配備に加えて陸軍の中距離ミサイル部隊まで新たに配備するのは負担が大き過ぎるので、九州ないし本州に配備する方向となるでしょう。
〇日本以外の周辺国のアメリカの同盟国は常駐配備が困難
フィリピン配備を想定した場合、南部のミンダナオ島からでも想定戦場における攻撃目標を概ね2775kmの射程内に納めることが可能です。
ただし現在はフィリピンに大規模なアメリカ軍の常駐基地は無いので、有事が起きた後での展開先として考えられています。
 Google地図より筆者作成。ミンダナオ島から半径2775kmの円
 <下記URL
参照
>
韓国への配備を考えた場合、LRHWの射程のみを考えたら日本の九州への配備と同じくらい都合がよい場所です。
しかし韓国に対して「尖閣、台湾、南シナ海」の有事でアメリカ軍と一体となって協力しろと要求するのは難しいでしょう。
尖閣有事は日本が当事者で、台湾有事もそれに準じます。
南シナ海有事はフィリピンが当事者です。
しかし韓国は対中国でどの想定される紛争も直接的な当事者ではありません韓国がアメリカに対し積極的な協力を自ら申し出る理由が無いのです。
Google地図より筆者作成。韓国から半径2775kmの円
 
 <下記URL
参照
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そうなると、LRHWの射程を考えた場合にグアム配備はそもそも届かないので論外であり、韓国への配備は政治的に難しく、フィリピンには有事発生後の展開しかできないとなるので、消去法で配備先は日本しか候補地が残りません。アメリカ陸軍の新しい中距離ミサイルの日本配備はほぼ確定事項となります。
なおここまでの考察はLRHWの射程が2775kmであるという想定で行われているので、もっと長い場合は考察の結論が若干変わってきます。
しかし実際の最大射程が3500km程度までならほぼ結論に変化は無く、おそらく射程4000kmでも大きな結論の変化は無いでしょう。
LRHW・・・ Long Range Hypersonic Weapon (長距離極超音速兵器)。アメリカ陸軍向けの中距離ミサイルで、長距離と銘打っているが実際には準中距離~中距離の射程を持つ。ホットランチ方式。

CPS・・・Conventional Prompt Strike (通常即応攻撃)。弾頭及び推進ロケットを陸軍のLRHWと共通化した海軍向け中距離ミサイル。潜水艦からの水中発射を行うのでコールドランチ方式。

C-HGB・・・Common Hypersonic Glide Body (共通極超音速滑空体)。陸軍のLRHWと海軍のCPSの両方に搭載する弾頭。円錐形の弾頭形状で、機動式弾道ミサイルのMaRV(機動再突入体)に近い性格を持つHGV(極超音速滑空体)。

INF条約・・・Intermediate-Range Nuclear Forces Treaty (中距離核戦力全廃条約)。地上発射式の対地攻撃用の中距離ミサイルの配備を禁止するアメリカとソ連の条約。
2019年に失効。
なお禁止範囲の射程は500km~5500kmで、実は短距離の一部を含む。
 対地ミサイルの射程の区分・・・実は国際的に統一された射程の区分は無いが、一般的に弾道ミサイルを想定して短距離(~1000km)、準中距離(1000~3000km)、中距離(3000~5500km)、長距離(5500km~)で分類される。長距離は大陸間を飛行できる性能。 
 

「核共有」議論を進めざるを得ない日本: 2023-03-08高橋洋一

2023-03-10 14:56:08 | 連絡
数量政策学者の高橋洋一が3月8日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。全人代に合わせて北京で行われた中国・秦剛外相の記者会見について解説した。
〇中国外相が初会見 ~アメリカを強く牽制、ロシアとの関係重視
中国の秦剛外相は、北京で開かれている全国人民代表大会(全人代)に合わせて3月7日、就任以来初めて記者会見を行った。
対立を深めるアメリカを強く牽制する一方で、関係改善も呼びかけた。
また、ロシアとの関係を重視する姿勢を示すなど、3期目入りした習近平指導部の外交方針を明らかにした。
飯田)2022年12月に王毅氏の後任として就任した秦剛氏が、初会見を行いました。戦狼外交というか、強気な感じがしますね。
高橋)でも、この人は部長でしょう?
飯田)役職名で言うと、外交部長なのですよね。
〇序列としては王毅氏の下になる秦剛氏
高橋)中国の序列からすれば、王毅さんの方が上です。
飯田)王毅氏は政治局員です。
高橋)政治局員で、その上に習近平さんがいるのですが、王毅さんは習近平さんに跪くような感じでしょう?
飯田)実際に文書を渡すときのしぐさなどは、そうらしいですね。
高橋)王毅さんが日本に来ていたとき、安倍さんが「(王毅さんは)ゴルフが好きなのですよ」と習近平さんの前で言い、王毅さんは狼狽して大変だったと言われています。
飯田)そうだったのですね。
高橋)そのくらい王毅さんから見れば、習近平さんは雲の上の存在なのです。秦剛さんはその下でしょう。
その人がいくら強気な話をしても、交渉できないのですから。
王毅さんだって無理です。習近平さんだけですよ。
飯田)結局のところは。 
〇すべては習近平氏が決めている中国
高橋)非民主義国=あの国は道を誤ると大変なことになりますよね。独裁国家の常ですが。
飯田)修正が効くかと言うと、難しい。
高橋)効かないですよね。無理です。
外相が何か言ったとしても下っ端ですから。
王毅さんでもダメでしょうし、習近平さんが思い込んだらアウトです。
だからアメリカはいろいろな牽制球を投げているのです。
飯田)結局のところ、習近平氏なり国家主席のようなトップと話さないことには、物事が動かないとよく言われますね。
高橋)共産圏はみんなそうですよ。
下の人が何を言おうが、関係ないのです。
〇習近平氏の3期中に台湾と尖閣については核心的利益として着々と進める
飯田)そうなると、習近平氏の思惑を読むことがとても大事になってきます。その部分はコロナ禍もあって、なかなか表に出てきませんでした。
高橋)国際会議などで接している安倍さんであれば、どのように変わってきたかわかるのですが。
わからないから大変なので、アメリカも接触してきたり、いろいろなメッセージを出しているのだと思います。
飯田)アメリカが。
高橋)でも、台湾だけは着々と進める。
台湾・尖閣だけが残っている核心的利益なのです。
着々と進めなければ、習近平さんの3期目の仕事になりません。「3期目の間には必ずやるだろう」というのが普通の見方です。
台湾の総統選までは見守ると思いますが。
〇2024年の台湾総統選で反中派が選ばれればいろいろなことを仕掛けるのでは
飯田)2024年1月初頭には台湾の総統選があります。
高橋)総統選で、親中なのかどうかを見極めるのではないでしょうか。
親中政権ができれば、それに越したことはないのだと思いますが。
飯田)親中派が選ばれれば。
高橋)そうではない政権になれば、自分の3期目の任期との関係で、いろいろなことを仕掛けるのではないでしょうか。
〇蔡英文氏の次の台湾総統には誰がなるのか ~民進党か国民党か
飯田)習近平氏の任期は、2022年の党大会で選出されていますので、1期5年で2027年までです。一方、台湾の総統は3選できません。いまの蔡英文さんは、2024年1月の選挙までとなりますので、次を誰が獲るのか。
高橋)誰が担うか。
飯田)現政権の民進党が獲るのか、国民党が獲るのか。
高橋)国民党が獲ったら、籠絡して併合することができるかも知れませんが、いまの民進党であれば併合は無理でしょう。
そうすると、武力の話が強くなるのではないでしょうか。
飯田)イメージと違うのが、国民党と言うと、かつて国共内戦で蒋介石と毛沢東は干戈(かんか)を交えた仲ではないかと思うのですが、実は……。
高橋)かなり違うのでしょうね。
面白いと言っては失礼かも知れませんが、そういうところがあるのでしょう。国民党でも、もし併合がダメだったら武力になると思います。
〇国民党であれば人民投票して併合を狙う
飯田)国民党の前総統である馬英九氏は以前、シンガポールで習近平氏と会い、「これは歴史的な会見だ」というようなことを言っていました。
高橋)国民党であれば、習近平氏は人民投票して併合する形を最初に狙うと思います。
いちばんコスパがいいですし、何もしなくてもいいですから。
一応、民主主義の弱点は突くのですが、「民意で」という方向で動く。
民意はいくらでも操作できるので、ロシアがクリミア半島の併合を宣言したときのようにすればいいのです。
あそこまで露骨に動くとわかってしまいますが。
飯田)あの住民投票は疑わしいと言われています。
高橋)でも、操作は可能です。
そういう民意を使って、合法的な併合を狙うのではないでしょうか。
〇中距離ミサイルを第1列島線に配置してくる中国 ~中国の保有する中距離ミサイルは2000発
高橋)それができなければ、違う方針になるのでしょうね。
飯田)武力によるものなのか。「動くか・動かないか」ではなく、「いつ動くのか」だけだという指摘もあります。
高橋)そう考えたら、習近平氏の3期目の任期までに何かがあると読むのが普通でしょうね。
アメリカも当然わかっていますから、中距離ミサイルを第1列島線


に配置してくると思います。
いまの状況だと、中距離ミサイルは圧倒的に差がありますから。(アメリカの)中距離ミサイルはどこにもないではないですか。
でも、中国は核付きのものをたくさん持っています。
飯田)アメリカは、旧ソ連との間で「INF全廃条約」があり、中距離核戦力に関してはすべて廃棄する約束になっていた。
そのため実質上、ほとんど持っていません。
一方で中国は、アメリカ本土には届かないけれども、ハワイ、グアム、日本、台湾、フィリピンなどに届く中距離のものを2000発以上持っていると言われています。

〇日本の反撃能力におけるトマホーク400発では対抗できない ~かつてのドイツのように「核共有」の議論を日本でも
高橋)2000発以上です。そうすると、日本の反撃能力におけるトマホーク400発では足りないのは明らかです。
軍事的に考えたら、中距離ミサイルを第1列島線に配備するのは軍事的合理性があります。
昔、欧州で中距離ミサイル「パーシング」を配備したときと同じような話が、おそらく起こると思います。
飯田)ユーロミサイルと呼ばれたもので、まさにソ連がSS20という、ヨーロッパには届くけれどアメリカ本土には届かないミサイルを、核付きで配備しようとした。
そのときに、核を持っていないドイツはどうするのかという問題が起きた。
フランスやイギリスは核を持っていて反撃できるから狙われないけれど、ドイツは持っていませんでした。
高橋)それで核共有の話が進展するわけです。
飯田)しかも当時、ドイツの政権は進歩(党)系である社会民主党のシュミット政権でした。
そう考えると左派的な政権であっても、リアリズムで動かざるを得なかったわけですよね。
高橋)同じようにいまも突き付けられているのです。
これから緊張が緩和したら、脅しがくるでしょう。
その前に第1列島線に配備すれば別ですよね。そうなると、核共有の議論は出るはずです。
〇日本での「核共有」議論を進めざるを得ない
飯田)きょう(3月8日)の読売新聞トップにこんな記事が掲載されています。
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「「「
『「核の傘」日米韓で協議体創設、対北抑止力を強化…米が打診
~『読売新聞オンライン』2023年3月8日配信記事 より

」」」
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飯田)まずは北朝鮮を念頭に置くということですが。
高橋)念頭はそうでしょうけれど、中距離ミサイルを配備して、弾頭を変えれば中国にも届きますからね。
飯田)韓国では、すでに自分のところでつくるか、あるいはアメリカの核を使うかという議論が出てきている。
高橋)当然でしょう。韓国が議論しているのに、日本は議論しないということもないではないですか。
飯田)安倍さんは2022年に核共有を提起しました。一時期は盛り上がりましたが。
高橋)誰が運用するかという話ですよね。非核三原則に関して、「持ち込ませず」はやめにするという議論があります。
飯田)「持たず」「つくらず」はそのままで。
高橋)核共有の議論が出るのは普通の流れです。
そうなると、ヨーロッパのパーシングの議論にとても似てくるのではないかと思います。
飯田)どこまで当時と同じように動くかはわかりませんが、アメリカのミサイル「パーシング」を配備しようとしたら、ソ連側が「では」と話し合いに応じ、SS20ミサイルを撤去したという話でした。
高橋)そうでしたね。
高橋)いまは日本の問題として考えざるを得ないのではないでしょうか。
歴史は繰り返すという感じがします。これから数年の間に。
飯田)そうなると、あまり時間はない。
高橋)日本のなかでもたもたしていると、議論できずに終わってしまい、最悪なことになってしまいます。
飯田)アメリカに巻き込まれるという話ではなく。
高橋)ないですね。
いまの中国とアメリカの対立も、その予兆ではないかと思っています。


H3失敗「電源系統に異常確認」 JAXAが文科省に報告2023年3月8日日経

2023-03-10 14:23:15 | 連絡
大型ロケット「H3」





初号機の打ち上げが失敗した問題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、第2段エンジンに点火の指示を送るタイミングの前後で、関連するシステムで電源系統に異常があったことを明らかにした。
同日開かれた、事故原因を調べる文部科学省の専門家会議で報告した。詳しい原因は調査中だ。
H3初号機は7日に打ち上げられたが、上空で機体の1段目と2段目を分離した後に2段目のエンジンが点火せずに正常な飛行が不可能になった。
JAXAは機体を破壊する指令を送った。
JAXAの報告によると、ロケットの機体側から送った点火の指示を2段目のエンジン側で受信していたことは確認した。
ただ、その近辺で電源系統
電磁適合性設計・試験評価=ヒト・モノ・カネのカットか
の異常を確認したという。
その要因が機体側、エンジン側のどちらにあるか
電磁干渉の被干渉・与干渉設計・試験評価=ヒト・モノ・カネのカットか
は調査中だとしている。
専門家会議はロケットの打ち上げ失敗などがあった際に開かれるものだ。
今後もJAXAからの調査報告を受けて詳しく原因を調べていく。
次回の会合は来週
<
3月13日(月)~3月17日(金)
>
をメドに開く方向だ。
永岡桂子文部科学相は8日夜の記者会見で「速やかな原因究明が必要だ」と話した。宇宙政策への影響については「現時点では差し控えたい」と述べるにとどめた。
<>>>
「H3」打ち上げ失敗 世界から遅れを取る日本の宇宙開発2023-03-08高橋洋一
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/d8ad1b230eb8a97b46ad0e221f7e3ef4

日本の「H3」ロケット、打ち上げ失敗 指令破壊2023年3月7日BBCNewsJapan
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/29875e0b40438e597d8dae96f1125541

徹底的な効率化、多様な新手法の検証を H3発射失敗2023/3/7産経
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/431f85f380271a8461d52aaa27fe7455




3/10(金)二十四節気の啓蟄5日目の大田区: おおた健康講座・ERINA.STUDIO FIT ぽかぽか竹ツボ体操  池上・中央・馬込 六地蔵尊巡り

2023-03-10 08:56:59 | 連絡
(^。^)食は生きる力!今日も元気に:タラの芽、わらび、ホタルイカ、しらす、
 
(^。^) 天気痛や介護の予防 おおた健康講座・ERINA.STUDIO FIT ぽかぽか竹ツボ体操 大田区 池上・中央・馬込 六地蔵尊巡り のサイトVer22-01-08
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/02d5e81b061c4e41ed4f16accb9f2e22
〇おおた健康講座・ERINA.STUDIO FIT
 
:ERINA.STUDIO FIT 大田区池上3-40-1エクレール1Fアクセスのサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.57332068,139.70167020,16

〇ぽかぽか竹ツボ体操
 




〇大田区 池上・中央・馬込 六地蔵尊巡り


:養源寺(柔心地蔵尊)大田区池上1-31-1アクセスのサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.57606776,139.70805288,16

:長勝寺(安穏地蔵)大田区中央6-6-5アクセスのサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.57822039,139.71147473,16

:佐伯山(子育て地蔵さっちゃん)大田区中央5-18-3アクセスのサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.58143120,139.71373829,16

:五つ又(交通安全地蔵)大田区中央5-1-5のアクセスのサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.58225333,139.71407156,16

:臼田坂上(金剛地蔵尊)大田区南馬込3-31-6のアクセスのサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.58522805,139.71617126,16

:長遠寺(六地蔵)大田区南馬込5-2-10のアクセスサイト
https://www.mapion.co.jp/m2/35.59111889,139.70966326,16





3/10(金)二十四節気の啓蟄5日目の大田区:今日の花粉飛散:やや多い

2023-03-10 08:53:21 | 連絡
◇大田区の花粉飛散情報のサイト(花粉飛散情報は、主にスギとヒノキを対象)
https://tenki.jp/pollen/3/16/4410/13111/
〇今日の花粉飛散:やや多い
◇花粉症対策:生活習慣改善のサイト
https://medicalnote.jp/contents/210304-001-UI?utm_campaign=%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87_article1&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo