一般市民の間でも「PCR法」という検査技術が認知されるようになったが、新型コロナは、インフルエンザに比べてウイルス量が100分の1〜1000分の1と極めて少ないため判定が難しく「決して万能ではない」という。
写真: PCR検査は限られた研究機関が所有している高額な機器で行う(CDC)
:::::
For more information on coronavirus, we recommend checking the CDC web site.
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/index.html
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/index.html
:::::
そのため、現時点では胸部CT検査などで肺炎の影が認められ、重症化するおそれがあると判断された場合だけ遺伝子検査を実施することになる。
治療にあたっては、現時点では特効薬が無いため、国内ですでに承認されている薬剤を、保険適用されない「適応外使用」することを、患者に理解してもらわなければならない。
抗ウイルス薬の使用をめぐっても、学会は「おおむね50歳未満では肺炎を発症しても自然経過のなかで治癒する例が多く、必ずしも投与する必要はない」という見解を示している。
一方で、50歳以上や持病がある患者では、呼吸器不全を起こすリスクがあり、致死率も高いため、酸素呼吸器が必要になった時点で抗ウイルス薬の検討が必要だ。
(注1)一般社団法人 日本感染症学会
The Japanese Association for Infectious Diseases
〒113-0033 東京都文京区本郷3-28-8 日内会館2F
TEL:03-5842-5845 FAX:03-5842-5846 E-mail:info@kansensho.or.jp
http://www.kansensho.or.jp/
The Japanese Association for Infectious Diseases
〒113-0033 東京都文京区本郷3-28-8 日内会館2F
TEL:03-5842-5845 FAX:03-5842-5846 E-mail:info@kansensho.or.jp
http://www.kansensho.or.jp/
(注2)一般社団法人 日本環境感染学会
Japanese Society for Infection Prevention and Control
〒141-0022 東京都品川区東五反田5-26-6
池田山パークヒルズ 202号室
TEL:03-6721-9131/FAX:03-6721-9132
http://www.kankyokansen.org/