本当の美しさ

セロジネの花が
もうすぐ開花
ほのぼのとくらんだ蕾
やがてその美を
表現してくれる

野に咲く花にしても
一つ一つ
人知れず
着飾ることもなく
その個性を発揮してくれる
自然の素晴らしさ
美しさの根源である

それに比べて
複雑な社会の中・・
周りを意識して
自分を自分でなくす
工業製品のように
自分を変えていく
そして
気がついたときには
本当の自分と
かけ離れた自分がある

人間の本当の美しさとは
着飾った外見の美しさではない

一人一人が持っている
生き様と
心であろう

せっかく生を受けた世界
自己を見失わせる
つらいことも多々あるだろう
でも
自分らしさを忘れないで
自分だけの
きれいな花を
生涯かけて
咲かせていこう

夜明け前の１時間

３時５０分頃
外に出ると雨
今日の朝の運動ができないと
がっかり

４時過ぎに再び
外の様子を伺う
雨はすっかり止んでいる
雲は全面を覆っていたが
月の光が漏れている

早速支度を調え
外に出る
あっという間に雲が切れ
半月近い月と
それを挟むように
乙女座のスピカ
蠍座のアンタレス
やがて全面の星が見え始めた
富士山も
五号目以上に新雪

朝の運動が終わる頃には
再び雲が
月に月環がかかる
そして
また全天雲に覆われる

わずか１時間の出来事であったが
久しぶりにきれいな星空を見た

心と身体

ストレス社会と言われるようになって
かなり時が経つ

ストレスがたまり
身体の変調を起こす
反対に
身体の変調を起こし
ストレスを感じるようになる

不安な社会
その中で
小さな心の動きを
自己の中で堂々巡りさせてしまう

未来を考え
知人を考え
家族を考え
自分をどうにかしていこうと考える

真剣に
考えれば考えるほど
世の中の表面的な動きの中で
焦りだけが
自分を覆ってしまう

昨日
コンピュ－タの仕事を
頑張っていたが
体調を崩し
仕事を休んでいる女性が来院された

体調を
崩したのも
いろいろな原因が考えられる
それが　身体全体に広がり
いろいろな病院や治療にいったが
治らない状態に
精神的なストレスを感じるようになった
休んでいると
今まで考えることが少なかった
いろいろなことやこれからの自分が
走馬燈のように
頭を走り回る

精神内科の診断を受けたが
親身になって聞いてくれなかったそうである
聞いてくれる相手を求めているのに・・

施術をしながら
いろいろ話したが
本当にいい子である
帰りには　大粒の涙を流していた
話を聞いてやったことが
本当に嬉しかったみたいである

娘のような思いで
心からこぼれ出た涙を受け止め
これからも
心身の回復に助力できたら
私にとっても
これ以上の喜びはない

セロジネの蕾

セロジネの蕾が
春を感じてふくらんできました

以前
ブラジルの子供たちが
セロジネの花を知っていたと言うことを
聞いたことがあるので
施術室に
１鉢置いておきました

何故かというと
今日は
ブラジル人の患者さんが来る日だからです

明るい笑顔で
来院されました
施術経過も良好で
腕の痛みも
ほとんどなくなり
料理も作れるようになったと言うことです
また
腰も大分良くなり
ストレッチも始めたようです

施術終了後
色々話をしました
もう働けないと言われていたショックの
精神的な痛手も
ほとんどとれていました

帰りに
この花が咲く頃には
痛みもすっかり取れているといいねと言って
セロジネを渡しました

故郷の国で
見慣れていた花に
ひどく喜んでくれました

セロジネは
我が家でも
何かいいことがあるとき
開花してくれたので
勝手に
幸せの花と言っています

かわいいメジロ

メジロは１年中見られるが
梅の花も満開になり
それとともに
たくさんやってくるようになった

メジロは
樹上生活をしている
柔らかい木の実や昆虫などを食べ
甘いものが好物だそうである
この時期
サクラ、ウメなどの花などの
蜜を吸いにくる

これからの時期
かわいらしい声が
毎日のように聞こえる

一匹でくることは
ないと思っていたら
一夫一妻だそうである