紫陽花

　はっきりしない天気、身も心も憂鬱になってしまう。
でもこの時期、紫陽花の花を見るとその美しさとみずみずしさに感動してしまう。特に雨に濡れた紫陽花の花がいい。
　紫陽花は酸性土壌だと青色の花、アルカリ土壌だと赤い花が咲くという。リトマス紙の変化とは全く逆である。先日事故があったように蕾や葉などに毒があり、みずみずしいからと言って口に入れるのは危険である。美しいものには毒がある、何でも表面の美しさだけでは判断しない方がいい。その時はいいかもしれないが、後で自分に返ってくることを考えると・・・。

スイ－トバジル

　早朝、久しぶりの青空が見えたと思ったら雲がかかり始めている。はっきりしない天候が続き、体の不調を訴えるのも梅雨時が多い。疲れがたまってくる時と重なるので余計に悪い。庭のハ－ブ類やバジルは元気に育っているが、いかにせん毎日の雨では根腐れ等心配である。これから晩秋まで、我が家の食卓では毎日のようにバジルを使うようになるが、摘んでも摘んでも脇芽が成長する頼もしいハ－ブである。

顎関節の悩み

　肩こりや頭痛で見えられる患者さんの中には、口を開けると音がする・引っかかる・大きく開けられない・痛いなど顎関節に関わる悩みをお持ちの方が結構見られる。顎関節の周りには三叉神経などの神経が通っており、いろいろな症状の痛みをもたらす。そのためイライラすることなど精神的な面でもまいってしまうことが多い。鏡などで見ると左右の顎関節の位置のバランスが崩れていることにお気付きでしょう。食生活の変化・ものを噛む時の偏った歯の使い方など生活習慣に関わるいろいろな要因があるが、口をすっきり開け閉めできるようにしたいですね。
　梅雨本番、気分的に欝ですが、周りの自然に目を向けるとちょっとわ癒しになるかも。庭のエリカの花が咲き出しました。紫陽花もとてもきれいな時期です。

コモンセ－ジ

　数年前までアップルセ－ジを育てていたが、自然に芽を出さなくなってしまった。種を取って、または挿し芽で育ててやればよかったのだが毎年そのままにしていても新芽が出てくれたのでたかをくくっていたのがまずかった。今年は、コモンセ－ジの種をハ－ブ店から買ってきて育てている。今のところ順調に育ってくれている。セ－ジはサルビアの仲間だそうだ。

痩せすぎ

　もっと太れよとつい言ってしまうが、骨と皮ばかりの体系の方が多く見られるようになってきた。外見的にはいいかもしれないが、そういう人に限って便秘気味であったり、肩こり偏頭痛がひどかったり生理不順であったりという患者さんが多い。内面的に病的な症状で苦しんでいるのに、それでもまだ痩せたがる。この病的症状が現代の風潮であろうか。施術する側としては、外見を気にしてただ痩せることが美しさだと思わされている社会に身を置くことが可愛そうな感じがする。本当の美しさは、その人が醸し出す人間的な心であるはずなのに。何でも中庸を忘れてはならない。