近所の人から一度見た方が良いよと言われて、今年で17回目だが、初めて大迫の宿場の雛まつりを見て来ました。案内役の人から聞くと「各家々から持ち寄った物で、京都の人が売りに来て買った物がほとんど」なそうで、地元で造った訳ではなさそうです。
今日の一枚「内裏雛」
内裏雛(だいりびな)とは、天皇と皇后を表す一帯の雛人形で、段飾りにおいては最上段に飾られるもの。古来より日本では左側が上位とされ、天皇は常に左側に座っていました。したがって、江戸時代から大正時代までは、雛人形も向って右が男雛、左が女雛でしたが、昭和3年に昭和天皇の即位式で、西洋式にならい昭和天皇が向って左側、皇后が右側に並んだため、内裏雛の左右を決めたとのこと。写真は男雛が右側に座っていますので「古式」ですが、どっちでも構わないとのこと。