先日図書館で本を借りてきました。
曽野綾子の本が多く
「沈船検死」「人生は星、人生は夜空」「生活のただ中の神」
僧多聞の「小僧の花かんざし」。
曽野綾子の随筆が好きです。
特に日本の常識と世界の常識の差を埋めたい時には最適な本だと思います。
時々、平和な日本的常識をリセットして「世界情勢」の中の日本を知りたい時には、彼女の歯に衣着せぬ正直な言葉が迷いを解いてくれるのです。
男の作家だと書けないことを・・・
彼女のエッセイの中には新聞社やテレビ局の、過剰な自己規制に引っかかる言葉がたくさん含まれているようです。 故に、オブラートに包まれ過ぎて訳が分らなくなっている事柄も、はっきり真実が見えてくるのです。
その時、私の中には「やっぱり」という思いが有ります。
彼女の中に軸がぶれない元々の気質が有るのでしょうが、「キリスト教徒だから」ということも大きいと思います。
身過ぎ、世過ぎではなく、ただ「神が見ているから」。
その「生活のただ中の神」に聖書の中の一節が書いてありました。
ご存知の方が多いかも知れませんが、そのままブログに書きます。
何事にも時が有り
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和な時
人が労苦してみたところで何になろう
(中略)が有ったので、全文読みたいとインターネットで調べてみたら、「コヘレトの言葉」3章1節旧約聖書の1036ページと出ていました。
旧約聖書は持っていない(新約も)ので、頓挫しました。
どなたか全文ご存知の方いらっしゃいませんか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
↑ の私の問い掛けに対してkmkさんがお友だちに問い合わせてくださって、「嘆く時、踊る時」の後に続く2行が(中略)になっていたのを教えて頂きました。その他にも文末の「人が労苦してみたところで何になろう」が加わって完成しました。
自分ひとりで納得しているより、完成したのを書き直した方が良いと思いましたので、不完全な文章を訂正して全文載せる事が出来ました。
kmkさん、お友達の方、ご協力有難うございました。感謝感謝です!
曽野綾子の本が多く
「沈船検死」「人生は星、人生は夜空」「生活のただ中の神」
僧多聞の「小僧の花かんざし」。
曽野綾子の随筆が好きです。
特に日本の常識と世界の常識の差を埋めたい時には最適な本だと思います。
時々、平和な日本的常識をリセットして「世界情勢」の中の日本を知りたい時には、彼女の歯に衣着せぬ正直な言葉が迷いを解いてくれるのです。
男の作家だと書けないことを・・・
彼女のエッセイの中には新聞社やテレビ局の、過剰な自己規制に引っかかる言葉がたくさん含まれているようです。 故に、オブラートに包まれ過ぎて訳が分らなくなっている事柄も、はっきり真実が見えてくるのです。
その時、私の中には「やっぱり」という思いが有ります。
彼女の中に軸がぶれない元々の気質が有るのでしょうが、「キリスト教徒だから」ということも大きいと思います。
身過ぎ、世過ぎではなく、ただ「神が見ているから」。
その「生活のただ中の神」に聖書の中の一節が書いてありました。
ご存知の方が多いかも知れませんが、そのままブログに書きます。
何事にも時が有り
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和な時
人が労苦してみたところで何になろう
(中略)が有ったので、全文読みたいとインターネットで調べてみたら、「コヘレトの言葉」3章1節旧約聖書の1036ページと出ていました。
旧約聖書は持っていない(新約も)ので、頓挫しました。
どなたか全文ご存知の方いらっしゃいませんか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
↑ の私の問い掛けに対してkmkさんがお友だちに問い合わせてくださって、「嘆く時、踊る時」の後に続く2行が(中略)になっていたのを教えて頂きました。その他にも文末の「人が労苦してみたところで何になろう」が加わって完成しました。
自分ひとりで納得しているより、完成したのを書き直した方が良いと思いましたので、不完全な文章を訂正して全文載せる事が出来ました。
kmkさん、お友達の方、ご協力有難うございました。感謝感謝です!
「石を放つ時 石を集める時」
「抱擁の時 抱擁を遠ざける時」
が入って、最後の「戦いの時 平和な時」の後に
「人が労苦してみた所で何になろう」となるそうです。クリスチャンの友達に聞きました。
彼女もこの言葉は好きで今まで年賀状に一部を使ったり、人を慰める時にも送った事があるそうです。
もう一つ「昭和記念公園」のみんなの広場の大きな木は「けやき」です。メールで近況を後ほど・・・。
こんなに早く解決できるとは・・・
嬉しいです。
腑に落ちました。
前文に掛かる言葉が
「人が労苦してみた所で何になろう」なのですね。
人の浅知恵で足掻いてみても仕方ない。
時に任せて、在るがままに受け入れよ。
ということなのでしょうか?
聖書の中の言葉は、2000年経っても変わらない深い知恵を持っていますね。曽野綾子の本を読んでいると、そういった記述に出会うので、その度に自分の中の心と対峙させられます。キリスト教徒でなくても、「人間として」試されているような気がする時が度々有るのです。彼女の本を読んだ後は、何時もの自分より、いくらかシャッキリとした私になっているような気がします。
何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。
人が労苦してみたところで何になろう。
わたしは、神が人の子らにお与えになった務めを見極めた。
神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。
それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていない。
わたしは知った
人間にとって最も幸福なのは 喜び楽しんで一生を送ることだ、と
人だれもが飲み食いし
その労苦によって満足するのは 神の賜物だ、と。
わたしは知った
すべて神の業は永遠に不変であり
付け加えることも除くことも許されない、と。
神は人間が神を畏れ敬うように定められた。
今あることは既にあったこと これからあることも既にあったこと。
追いやられたものを、神は尋ね求められる。
太陽の下、更にわたしは見た。
裁きの座に悪が、正義の座に悪があるのを。
わたしはこうつぶやいた。
正義を行う人も悪人も神は裁かれる。
すべての出来事、すべての行為には、定められた時がある。
だそうです。
「神のなさる業を始めから終わりまで見極めることは許されていない」
「人間にとって最も幸福なのは 喜び楽しんで一生を送ることだ、と。」
・・・自分で抜粋を始めたのに、実は何も抜粋できないくらいの言葉が書かれていると知りました。
でもその中でも、
「裁きの座に悪が、正義の座に悪があるのを。」が現実感が有ってとても悲しく感じられました。
「定められた時」は、卑俗な時間の中にいる私たちにはほんの少ししか見えないものなのですね。
結構ヒットしたらしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=EKHstR6ndus
ご紹介のアドレスを開いて聴いてみました。
音楽になっているのですね。
唄の英語が解らないのが残念ですが
To everything there is a season
という英語の響きはとても素敵ですね!