ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 「龍馬伝 攘夷決行」

2010-05-10 16:48:06 | 本、映画
我ながら「龍馬伝」マニアになっていると思う・・・・

昨日の日曜日、BSハイビジョンで先ず夕方6時から「龍馬伝 攘夷決行」を観て
NHK総合で8時からまた観た。
こちらは10チャンネルの「大改造劇的ビフォーアフター」と掛け持ちした。

おまけにBS2で夜10時からの「龍馬伝」も観てしまった。
3度目である。
日曜日はBSがあると「龍馬伝」を3回観られる。

その後 簡単なことに気付いた。 ビデオに取れば良いのだっけ!
うちは未だDVDにはしていないので
画像があまり鮮明でないのが残念だが。

「攘夷実行」発令でも、5月10日のこの時点では長州藩しか攘夷をしなかった。
土佐藩の攘夷の方針も容堂公によって徐々に変わってきています。
ドラマの終わりのほうで、龍馬が土佐藩邸にいる武市半平太に会いに来て
「土佐に帰るな、帰ると藩に捕まる。」と止めるところ。

龍馬と武市半平太の長いからみのシーンだが、一気に見せてくれる。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は何度も読んでいるし歴史が証明する
厳然たる事実があるので、彼ら二人のやり取りは切なくて胸に迫る。
福山雅治の龍馬は、涙と鼻水でぼろぼろになっていた。
お互いに道は違えども、列強から「日本を守る」という強い志は同じ。

最後に半平太が、龍馬を振り切って去って行くシーン。
座り込んで見送る竜馬。遠ざかる半平太の後姿に桜がはらはらと散り落ち・・

こちらまで、涙でぐちょぐちょになった。

幕末、薩摩も長州も、内部では色々あれど、藩ぐるみの攘夷活動だったので
志士の命は藩で守ったけれど、土佐藩は容堂の締め付けが厳しく、
志士の大半が脱藩の下士だったので、脱藩ということでまず藩から命を狙われ、
幕府側からも命を狙われ、明治まで生き残った志士は
土佐藩がもっとも少ないと言われています。

1度目は興味あるストーリーと画面追うのに一生懸命。
2度目はざっとみていたので曖昧。
3度目には、落ち着いて観られたので其々が演じる人間の細部まで観られた。
こういう力作は何度でも観たいです。

それにしても、佐藤健から、宮迫から、出演者すべてが凄い演技。
こんな大河ドラマ初めて観ました。来週も楽しみ。


「攘夷実行」と思っていたけど、龍馬伝のホームページを見たら
あらら! 攘夷決行 となっていたので直しました。(5月23時44分現在)


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2 コメント

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Unknown (うらら)
2010-05-11 18:07:02
モウ~本当に~~(笑)ドラマより
ばーばサンの解説のほうが、よりリアルで
引き込まれてしまいます
歴史をしっかり掌握されている事もあってのうえで、凄く文章力がおありですね。
エッセイなどを書かれたら私一番のファンになるでしょう~~
私は流れで見てしまっていて『あれ!なんで?』のシーンが多いです
次回も感動された場面などの解説を
お願いしたいです。
(内容に厚みが加わります)
ほんとですって~~

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うららさんへ (ばーば)
2010-05-11 22:35:48
えへっ!
かなり押し付けがまし~い書き方だと(汗)、気が引けています(笑)
血の気の多い私の感想なのですが、文章が硬直してギクシャクしているのを感じています。
ブログを始めた頃の、もう少し自然でなだらかな文章は書けなくなりました。
気持ちもギクシャク、内容もギクシャクなので、無理に書いている状態です。
エッセイどころか自分か劣化していくようで怖いです。
うららさんこそ、自由自在に自分の感想を書いていてますね。
私とはまったく違う話しの仕方ですが、うららさんの方が「やんわりと技アリ」という感じですね~♪
でも、いつかまた自分の気持ちを、気負わず、うまいヘタにかかわらず、
すらすら文章に出来る日が来たら良いのに、と思っています。
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