ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 映画 小川の辺 

2011-07-05 01:41:46 | 本、映画
「小川の辺」の控えめともいえる宣伝をテレビで観て、久し振りに
藤沢周平原作の映画を観たいと思い立ち、友人を誘って二人で
「小川の辺」を観てきました。 

東山などの出演者たちも、みな素晴らしくて何不足なく、感動したのですが、
何に一番感動したかというと、それは太古から続くと思われるような
雄大な山の景色そのものでした。

まだ日本にこんな景色が残されていたのか、
そして、これからもはたして残っていくだろうかと。

観光用の風光明媚とはまったく違った風景。
山深いけれど鄙びた、神威の感じられるような原風景。
自分でも何言っているのか(笑)
形容のしようがないのですが。

景色だけを観て、ぼろぼろと涙を流し続けておりました。
福島の原発事故がなければ、景色を観ただけで泣くということは
きっとなかったと思います。 


何しろ原作を読んでいないものですから、この映画で紹介される景色が
東北に近いだろうけれど、何県辺りの景色か、分かりませんでした。

 
作品は終わり、エンドロールを観ていると、山形の鶴岡あたりが
ロケ地で、ほとんどが山形の風景だということを知りました。

東山演じる主役の藩は、藤沢作品でお馴染みの海坂藩でした。

また、山また山、豊かな川の流れ、の風景を観に 映画館に足を運ぶつもりです。
あれは鳥海山なのかなあ? 
山を登るような甲斐性は無いものですから映画を観るしかありません。


独りよがりな日記を読んで下さった方、いつもそうですがお疲れ様です。 
そして有難うございます。






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4 コメント

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あの山は (narkejp)
2011-07-07 20:01:50
月山(がっさん)ですね。日本海側の鶴岡から、内陸側の山形へ抜ける途中、月山神社、湯殿山神社の信仰の山道です。最近は、送電線の見えない所というのはなかなか見当たらないのですが、ここは今でも送電線が見えず、時代劇の撮影に適したところです。最近、山形で時代劇の撮影が多い理由の一つですね。
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narkejpさんへ (ばーば)
2011-07-08 01:21:05
コメントありがとうございます。
月山なのですね!
narkejpさんならお分かりかと、内心期待していました♪

重厚で鄙びていて、素晴らしい景色でした。
DVDが出たら買うのが一番ですね。
孫を連れて、遠くからでもいつか月山を拝みに行きたいと願っています。

エンドロールに 吉村美栄子 の名前があったので
県知事と同じ名前だな~
とぼんやり考えていましたが、山形県挙げての協力だったようですね。
是非また、あのような景色を見続けたいと思います。
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Unknown (うらら)
2011-07-17 20:41:36
5月初めからあちこちの整形病院にかかり
遠回りしてやっとたどり着いたと思いますが…
結果的に頸や背骨の脊椎は異常なく年齢による(又か~)症状。
肩と頸の位置が体系的に酷いコリにつながっていると
リハビリの先生が詳しく説明と整体を施してくれた
理屈が分かれば、日ごろのリハビリバレエの経験で
頑張れます
ストレスなんて軽く考えていましたが
家を離れると症状が軽くなるのって…
チョット悲しいです
今は薬、牽引には間を置いています
私事で済みません
よく見る私の台所のテレビは“アナログ”でしたので
不承不承地デジに変えました
山や川の風景や、ゴルフコースの素晴らしさを実感しました。
(家主は、24時間大型テレビを独り占めなので
殆ど見る事はなかったのです)
酷い日本になってしまい、攻めて残された自然にいやされたいですね
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うららさんへ (ばーば)
2011-07-18 00:41:51
>結果的に頸や背骨の脊椎は異常なく年齢による

やはりそういう診断でしたか・・・
「自分は何もできない」とギブアップされているようでショックですよね。
でもきっとリハビリバレエが一番効果を発揮しそうな気がします。
気持ちが別方向に向かうことも良いきざしではないかと期待します。
アナログから、地デジにしましたか。
画面は鮮明で素晴らしいですね。
でも大型画面の地デジはそれなりに電力使用も多く、電気料金は高くなりました。
ラジオを活用しようかと思っています。
節電ではなく、自己防衛の為に。
脱線しました・・

目に見えない「ストレス」の存在も大きいようですね。
それが「一番」だったりして!

本当に酷い日本になりました。
良い景色でもみて癒されたいですが、このまま放射能まみれで
生きていくしかなさそうです。
なんといっても子どもと孫が心配です。
うららさんの方はまだ安全圏ですね。
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