ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 桜の木の紅葉

2007-11-09 01:55:53 | お出かけ
ツレアイが11月7日から一泊で奈良の吉野山に行って来ました。
私のカメラを持って行き、撮った写真です。
観てやってくださいね。

吉野山ですから、桜の木の紅葉ということになります。
何枚も撮りながら、良い写真は中々撮れないのは私と同じ。
まだ本格的な紅葉時期には早いけれど、紅葉途中の緑から柔らかな黄色と赤に
変わってゆく姿がたおやかで美しい。



吉野山駅からケーブルで山上駅、そこからバスに乗り中千本まで。
次は歩いて奥千本に入り、又かなりの山道を歩いて西行庵まで行ったそうです。
ここに載せた写真は吉野山の奥千本からの眺めだそうです。



西行の歌で好きなのは

願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のこと

吉野山花の散りにし木のもとに とめし心は我を待つらむ

春風の花を散らすと見る夢の さめても胸のさわぐなりけり

心をば深き紅葉の色にそめて 別れゆくや散るになるらむ

特に最初の歌の

願はくは花の下にて春死なん は有名ですよね。
若い頃その絵画的風景と心情に憧れました。

いえ、2~30代の頃は西行は随分冷たいヤツだと好きになれませんでしたが、
後年になると家族との別れ方の鮮烈さにかえって惹かれるようになりました。
20代の私は「願はくは花のもとにて・・・」は好きだったけれど、
作者が西行とは知らなかったような気がします。



おみやげは、袋いっぱいの甘柿と根付とお守り。
孫へのお土産の根付は かえる。 「無事に帰る」と願ってでしょう。





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12 コメント

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ばーば様の才媛なお人柄を彷彿とし・・ (みゆき生け花教室)
2007-11-09 05:33:10
嗚呼! 日々の忙しさで、忘れておりました文学的
な感傷が心もたげてくれました。

お写真も歌も、とってもとっても素敵です

こんなに大自然の美しさを拝見しますと、生け花が
何だかとても小さな宇宙に見えます。

生け花が・・ではなく、
わたくしの作品が・・ですが。。。。
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Unknown (春堤)
2007-11-09 09:03:22
なんて素敵なんでしょう!!

・・・文字 大きくできるんですね・・・?
        どうやるのかしら?
そんなことを 考えながら・・・
紅葉を 楽しませていただきました♪
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Unknown (オールドレディー)
2007-11-09 09:14:00
ツレアイさまの写真に、奥様の文章とは、二人三脚のブログ素敵です。
写真も真っ赤な紅葉ではなく、ほんのりと桃色気分というような風景も素敵です。

奈良の吉野山は桜の名所ですが、わが地にも森蘭丸の弟の森忠政が築いた城跡「鶴山公園」という桜の名所があります。西日本では、奈良の吉野山と並び称され、花見時には県外から多くの観光客がきます。

花は吉野といわれるように桜の代表的なものです。告白しますが私の姓が“吉野”で、同じ吉野でもあまりの違いように、花の時期になると身を小さくしております。
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みゆき生け花教室さんへ (ばーば)
2007-11-09 13:55:22
さ、才媛ではなくてむかし「夢見る夢子」さんだったのです
今でもその尾をほんの少し引きずっているようです。

吉野の桜は姿が優美ですね。
長年人に愛でられて来た桜はやっぱり違いますね。

先生の生け花をこの何ヶ月か拝見して来て生け花に対する
気持ちが変わりました。
その中に宇宙があり、それが観る者の心の眼によって様々に広がったり
深淵になったり、うな垂れたり。
自分の心の中に如何に沢山の世界があるか・・・
最近益々魅せられています



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春堤さんへ (ばーば)
2007-11-09 14:36:42
写真観たときに、こんなにすらりとスタイルの良い
優美な桜があるのかとびっくりしました!

文字、春堤さん大きくしていませんでしたっけ?
原稿の大きくしたい文字をドラッグして青く変わったら、写真を入れる時の「IMG」の下にある「FONT」を(ドラッグして青く変わった状態のまま)クリックします。すると「ユーザープロンプト」というのが左上辺りに出て、「文字列を入力して下さい」と書いてある場所にドラッグしたのと同じ文字を入れて「OK」を押すとそれで大きい文字に変わります。
「FONT」の左側に「斜体」「太字」「サイズ」「色」など指定できます。その時はドラッグした後に色やサイズなど指定して「FONT」を押します。プロンプトが出て文字列を入れるのは同じです。写真を縦横に入れている春堤さん、まだ文字はやっていませんでしたか? 
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オールドレディーさんへ (ばーば)
2007-11-09 15:11:12
私もまだ奈良の吉野山は行ったこと無いのです。
行きたいと憧れつつ、ずっとそのままです。
日本列島長いですから地域により、季節の進み具合により、木の種類によりと、同じ紅葉でも違いが有ってその変化を楽しめるのは嬉しいですね~。

鶴山公園、今検索で拝見して来ました。
5000本の豪華絢爛な桜でした♪
今年、本当のお花見に行けなかったので、やっと今日になってお花見できたような気分です。
歴史ある場所の吉野さま! きっとお名前にも由緒があるのでしょうね。 吉野っていう名字は仄かな色気があって良いですね! だから堂々としていてくださいな(笑) 私の旧姓は「白井」なので、終戦直後のチャンピオンと同姓です。父はまるで親戚のように応援していたので私も少しはボクシングの事知るようになりました。あの時代、世界的な水準はボクシングのフライ級だけだったから父だけではなく、日本中が応援したのでしょうね~とつい話が脱線しました

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以前・・・ (春堤)
2007-11-09 22:50:12
チャレンジしたのですが、
なぜか 設定した文字以降も 変化してしまって
ずっと大きい文字のまま・・・
みたいな感じになって やめてしまいました。
また いつか チャレンジしたいと思います!
ありがとうございました♪
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春堤さんへ (ばーば)
2007-11-10 00:38:50
凄い!
そういう事が有りましたか!
たまにですが、パソコンがギョッとする動きをすることが有りますよね。
パソコンが悪いのか、自分がウッカリ何処かを押したのか、
さっぱり分からずトライを止めた事何度か有るのでお気持ち分かります
何時も忙しい方なので、こんどはタップリお時間あるときにでも・・・
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吉野の桜 (うらら)
2007-11-10 12:54:08
まるで着物の絵柄をちりばめた風景ですね~
木々の木漏れ日がなんとも言えないショット!
私は奈良で生れ吉野は小学校の時に遠足に行ったような…といっだけの印象で実母の親族がありましたが栗の木が一杯あったようなだけの印象で。
山奥深い桜は一度も見ていません
吉野の桜は一般的なソメイヨシノとは品種が違うような事を言われますが…
実家を離れますます遠くになる故郷です
機会が有れば本当にゆっくりと麓からバスに揺られて行ってみたいと思います
福岡のデパートでたまに私のお気に入りの
押し寿司の“柿の葉寿司”を見かけたら買います、こんなに色々と本家や老舗が有るとは思いませんでしたが、昔親戚がその時期になると持って来た、柿の葉っぱに包んだ柿の葉寿司が一番の美味しい気がします
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うららさんへ (ばーば)
2007-11-10 21:33:17
着物の絵柄? 木漏れ日?
そうかなあ? そうかも! な~んて、うららさん言葉を読むたびにスクロールして写真を観てしまいました(^^)  京都の華麗さとは違って、奈良はまさに歴史の中に佇んでいる古都ですよね。奈良に行って写真を撮ろうとすると、スケールが大き過ぎて普通のカメラには納まりません。 うららさんの生家はあの歴史の中のお屋敷でしたよね! 東京の人が東京をあまり知らないように、奈良で生まれた方も、奈良に執着しないのでしょうね。 私は奈良に憧れます。西行が愛でた吉野山の桜、どういう桜なのか死ぬまでに一度観てみたいけれど、桜のシーズンの人出は凄いそうですね 
柿の葉寿司、私は新幹線の中で買って食べたのが美味しくて未だに忘れられませんが、ご親戚から頂いた柿の葉寿司、さぞや美味しかったでしょうと羨ましくて
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