☆ 人の好みと変化

私の「うた」の記事に新しい方からコメントを頂いた。
１０日以上も一切の投稿しないで、突然一日に４本投稿したのだから
その日だけ当然アクセス数は多くなる。
どんな検索で入って来ていただいたのだろうとアクセス解析を調べたら
「氷川きよし」の検索から８人、他は「歌謡コンサート」から
来て頂いた方が多いようだ。
ジェロの「海雪」の検索で入ってきた方は１人も居なかった。
氷川きよしのファンがどれほど多いかという証明なのだろう。
アクセス記事は当然「うた」が一番多かった。

題名をつけるとき、迷うことが多い。
内容が軽いものだと題だけ立派で注目を引き付けて
読んでガッカリさせては申し訳ないと思う。
それでも題はつけなければならないから、ひらがなの「うた」にしたのに
「氷川きよし」のキーワードで注目を浴びてしまったらしい(^^ゞ
自分でも熱をいれて書いた記事の題名にはそんな気は使わないが。

「氷川きよし」で思い出すことがある。
彼がデビューの頃、中学時代の親友が「氷川きよし」ファンだったこと。
彼女は氷川のことを「可愛い、可愛い」と言っていた。
年配の方の彼の親衛隊もテレビに写されていた。
私は一度もそんなことは思ったことない。
彼の歌から感じるものは当時は少なかった。

今の時点では明るくて良い青年で、声量があり
演歌界の期待の星だという認識はある。

娘は平井堅のファンでいつもＣＤをかけていた。
私は彼の息継ぎが頻繁に聞こえる声が情けなくて好きになれず
よく娘と言い合いをしていた。
ところがある日、彼の「大きな古時計」を聴いて平井堅を受け入れた。
もはや情けない声ではなく、ゆったりと優しい声の人に
私の認識は変っていた。

以前に「ケミストリー」の生まれた番組、アサヤンを観ていた。
何故観ていたかというと、その頃息子の家族が日曜に来ることが
多く、息子がチャンネルを回していた。
息子達が帰った後につけっ放しの１２チャンネルをボンヤリ観ていた。
それが「男子ボーカル選手権」だった。
私は川畑の声が好きで、娘は堂珍が好きだった。
ボーカル選手権の候補に残ったのは、堂珍、川畑、藤岡、ネスミス、佐藤の５人。
そこから川畑と堂珍の二人が選ばれて「ケミストリー」としてソニーからデビューした。
ところが本選から外れた佐藤篤がエグザイルのボーカルとしてデビュー。
私は川畑の声も好きだが、佐藤の柔らかな癒し系の声に惹かれて
ケミストリーよりエグザイルの佐藤君のファンになっている。

人の好みは変わるもの。
それも「大嫌い」から何かの瞬間に「大好き」に変ったりもする。
「好き」から「大嫌い」に変ることは少ないが、可能性はある。
食べ物の「塩辛」だって、大嫌いだったのに好きに変ったのだもの。
人には変化、心変わりは何時でも起こりえる。