ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 乗鞍高原と上高地 3

2007-08-21 14:59:46 | お出かけ
この花はホタルブクロというのでしょうか?
よそさまのブログで拝見した時に覚えたような気がします。

ハイキングから宿に戻って部屋に入ると、また辺りは暗くなり激しい雨音。
この雨の前に宿に戻れて良かった!

お風呂、夕食、を済ませたあとに、昼間の疲れから心臓が
怪しげな動きを始めました。滝の上り下りが想像以上に堪えたようです。
ソファーで24時間テレビを観ていましたがベッドで横になると落ち着く気配。
山の中だからなのか、テレビが古いからなのかそのチャンネルしか写りません。
気になっていたのは24時間テレビで66歳の欽ちゃんが100キロ走ること。
途中で倒れるのではと心配しましたが、顔を歪めながらも沿道の応援者に
手を差し出してタッチする心に感動。
時間をいくらかオーバーしながらも完走したのに


夜も更けて、何時頃だったのか救急車のピーポーの音が聞こえました。
ここは一軒宿ではなく他にも宿があります。
「誰か具合が悪くなった人が居るのね。」と話していました。


翌朝は快晴でした。
一風呂浴びて朝食を済ませ、バスに乗り込みました。

8時前にバスは上高地に向って出発しました。
乗り込むと添乗員さんの報告。
昨夜、1人のお客様が体調を崩し、ご家族3人と帰宅したそうで、
同行は32人になったのだそうです。
昨夜の救急車は、その方を乗せていった救急車だったのです。
Tちゃんが
「滝のところで、苦しそうに休んでいる人がいたでしょ。そばで家族が
見守っていたその人じゃないかしら?」
と言いましたが・・・

私自身がまったく余裕のない状態で心臓抑えながら何度も立ち止まって
休んでいたので、周囲を気にする余裕は有りませんでした。
日光の華厳の滝のようにエレベーターで降りて、エレベーターで戻って来るのが
当たり前と錯覚している私たち都会生活者には手痛い滝の上り下りでした。
辛い場所には文明の利器が有って、必ず補助してくれると無意識に思っていて。

同行者の中には私と同じように息が上がって途中何度も苦しげに休む人
多かったです。私だって救急車で運ばれる可能性がないとは言えないし
他の人だって同じ可能性はあります。
高齢者の多い旅行で高低差の大きい滝の上り下りには、
「高低差のある急な階段なので、自信の無い方は途中で戻って来るように」
とのアドバイスも必要だと感じました。
アドバイスがあれば引き返す判断も早く出来るから。


私の足も叛乱を起こして象足の再来になり、足指の付け根から先が
真っ赤に腫れ上がりましたが、一晩寝ると幸いにも腫れが引いたので
これで明神池まで歩けると喜びました。

バスはこの日も快調で、トンネルを幾つも抜けて上高地のバスターミナルに
着きました。 この日は「規制外の日」で直接バスターミナルに行けました。
途中の大正池で希望者を降ろし、バスターミナル迄行ったのは
私達も含めて5人くらい。まだがら空きの駐車場に着いたのは8時45分。
午後1時45分にバスターミナル集合まで5時間の自由時間です。
繰り返しますが空は抜けるように青く、空気は爽やか。
山の稜線がくっきり見えます。



朝のバスターミナル


梓川が見えてきました。河童橋も。




この山は焼岳
カメラも腕も悪いので、伝わりにくいのですが清流です。
一番初めに来たのは今から27年ほど前の社員旅行でした。
その時よりは透明度が落ちているような気がしますが・・・



あれが穂高岳、あちらが奥穂、と添乗員さんに教えられましたが
いざとなると覚えているのは特徴のある反対方向の焼岳のみ!




知っている方は多いと思います。誰かアドバイス下されば有り難いです。
ツアーでご一緒になった私たち年代のご夫婦と一緒に明神池へ向います。
往復3時間は必要です。

枯れ果てた白骨のような倒木が生の樹木に寄り掛かっていました。



無数の川が流れています。



すべて明神池に向う途中です



4につづく


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2 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2007-08-21 19:57:14
 思い出しました。河童橋から見えたのは穂高でした。
 私はばーばさんとは反対に河童橋を目指して歩きました。大正池からだと自信がないので、もう少し近いところから歩いて、河童橋へ到着です。
 橋を渡る手前のカフェでお茶して、野沢菜の漬物を買いました。その店のオリジナルとかでおいしかったのを思い出しました。それからバスターミナルで集合でした。
 それにしても写真がきれいですね。緑と空のコントラストがきれいです。とってもよく撮れてますね。
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オールドレディーさんへ (ばーば)
2007-08-21 22:56:10
真ん中が穂高でしょうか?と今でも覚束なくて・・・
お茶したカフェとは「5千尺ホテル」のカフェだったのではないでしょうか?私が明神池から戻ったのが遅かったので残念ながら何処ももう満員でした。
レディーさんのHPの写真、改めて拝見しましたが緑が瑞々しく、川の色も本当の水の色に近くて綺麗でしたよ。 緑の色の違いは春の若葉なのですね! 新緑の春も良いものだなあ、今度は春に訪れたいなどと、贅沢に考えました。レディーさんはキャンプ地やビジターセンターのある方から明神池を目指したのですね。
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