☆ 乗鞍高原と上高地 ２

やっと宿に荷物だけ置いて雨具の用意をして、またバスに乗り込みました。
ハイキングスタート地点で降りて、あらかじめ渡されていた地図を持って
出かけました。

乗鞍高原に咲いていた花達です。










牛留池も善五郎の滝も行きました。
滝つぼの近くに下りて冷気とマイナスイオンをいっぱいに浴びました。
こちらの方が全体的になだらかでしたが、足の疲れは倍加しました。

歩いて宿に戻る途中の道



宿への帰り道で



それがあっという間に雨模様に変わります
山の天気は変わりやすいのですね。雨が降り出しました。
仲良くなった５人のグループは傘をさして早足で宿に。

この山はたぶん乗鞍岳



その頃には雨は止みました。
宿の玄関の外に水道が有ったので皆で順番に手を洗っているとTちゃんが

「この木、包丁刺されて可哀そう。」

え～？　どういう意味？と振り返ったら
木に鎌が掛かっていて、包丁が刺してある！


鎌と包丁！
嫌な思いをしただけに不吉な感じがしましたが、よ～くみると
そこはイワナをさばく場所だと納得。
しかし一瞬、ギョッとするぜ！　Tちゃんの言うごとく、木も可哀そうだよ。



宿に入ると、フロントに誰もいません。暫く待たされて一緒に行動した
１人が女将を探しに行き、やっと見つけ出して部屋のキーを渡されました。
その時、仲間の１人が「お風呂は何処ですか？」と聞きましたら
またまた添乗員の悪口！　
「客を集めて宿に入る前にそんなのみんなに話して置くことでしょ！
　あの人、これが初めてじゃないの。ね？」と意地悪そうに同意を求められたので　
「いえ、読んで置いて下さいといわれたプリントに書いてありました。
　出掛かるのに忙しくて未だ詳しく読んでいませんでした。その中に
　書いてありますから！」と用心しましたが・・・

しか～～～し！　
聞かれたら何度も答えれば良いじゃない。
そんなの一銭も掛からないサービスでしょう？

　あんただって初めてのときがあったでしょうが！
　最初からベテランなんてあるはずないんだよ！
　幾つになっても初めての時ってあるんだよ！
　
と私達もヒートアップ！
もちろん、喧嘩腰の内心は言葉に出しませんでしたが・・・
無言でキーを受け取り無表情で部屋に戻りました。

女将らしき人は感じが悪くて不愉快でしたが、お風呂は硫黄泉で
小さいながらも温まりいい風呂で、夕食のイワナの塩焼きは美味しくて
サービスする若い男の子達はそれなりに愛想良く、
部屋はおねだんにしてはまあまあ。
仲良くなった人たちと、
「旅行会社が宿代を値切ったから、不満が添乗員に行ったのじゃないか。」
等と話しましたが、でもあの態度は納得行きませんよ～！

３につづく