ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 追悼の演武と組み手

2006-11-07 03:25:31 | 
組み手も一瞬の差、遅いか速いかで怪我をしてしまいます。
迫力満点、総毛立ちそうな殺気、というか気合!


お寺の本堂前で娘の追悼で空手の演武が、行われました。
本部はアメリカのサンタバーバラ
SHOTOKAN KARATE OF AMERIKA
(松涛館の発祥の地はたしか沖縄)
サンタバーバラで習った人たちが、一人前になって自分の国にかえり
各地に道場を持つ。 それもボランティア。

そこの東京道場の方6名が演武。
娘が道場に入って初めに覚えた型「平安2段」と
「組み手」 「抜っさい」が行われます。

女性陣の足指に白い絆創膏が3つも張ってあり
忙しい働き盛りの方達が、時間を捻出して今日の為の
激しい稽古をしたことを思い、感謝。
知人3名が見学者。家族4人も見学。ご住職も?











8年前、若かった娘は初めて空手に夢中になり、
小さな努力を積みかさね、身体を作ったり、
一度も出来なかった腕立て伏せ、拳たてを軽々と(?)
出来るほどになりました。
(運動音痴だと思っていたのに)

道場での稽古を終え、みんなで集まっての
食事の時間は夜9時から。

階級年齢を越えて活発な意見の交換、
インドの方も参加していたし、
もう本国に帰ってしまいましたが
ロシア人のアレックス。

みんな社会人。
会社はまったく別で、
違う世界を垣間見られる。
利害関係なしの仲間は気が楽だったとも思います。

話題は世界的。
大きな世界を見て魅了されてしまった!

演武が終わり、お座敷で思い出話をしていただきました。
初めて知る道場での娘の顔。
組み手が得意で今日の組み手と同じくらいの迫力だったこと。
明るくてサッパリしていて(?)
丁寧で熱心に教えて貰ったなどと
亡くなった娘の事はみなさん美化してくれました。

夕方5時に空手仲間の車を見送りました。
視界から遠ざかっていく車・・・
寂しい! 娘の愛した仲間が立ち去ってゆく・・・
私にとっても、父親にとっても、
みんな大事で特別な人たちだった。これで最後?

でも絆が強かった空手仲間はきっと忘れないよね。
あなたのことを。 

親には鬱っぽい顔だったのに
空手は特別だったんだね。







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2 コメント

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Unknown (kk)
2006-11-08 23:13:20
ありがとうございます。
びしょ濡れになった包帯外して、添え木だけにしたら打ち間違いも少なく身軽になりました。 言葉間違えてました! 
ギブスじゃなくて「添え木にシッカリ固定されている」のでした~
最近はウッカリミスが多くて(^^ゞ
はい、頑固でどうしようもないツレアイには少しづつ熱いお鍋を運ぶとか、手伝って貰うようにしました。なにしろ2次災害が怖いので。。。

さらささんのところで息子さんの空手のお話読む度に
感じるものがありました。 
やっぱり日本の空手は沖縄からなのだと。

師匠のお話しでは、娘が相手の組み手は「凄い気迫だったから男たちが本気でかかって行く。だから青あざとか多かった。」と言っていました。
男の体面にかけて負けたくなかったのだろうと、今頃納得です。
飛び込まれた時に、体力的に男に劣っているのがとても口惜しかったようでした。
なんたる向こう見ずな負けず嫌い!と今では思います。

指は騙し騙し使って行きま~す(^^)




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おだいじにしてください。 (さらさ)
2006-11-08 17:28:40
指、たいへんでしたね!
右手の中指だなんて、さぞかしご不自由でしょう・・・。
どうか、ちゃんと完治できるまで、ゆっくりすごされてくださいね。
って・・・言っても主婦はそうもいかないか・・・
でも、このさい、連れ合い様にもご協力願って、
だいじにしてください!!

空手、なっていたんですね。

写真で拝見する娘さんの優雅な雰囲気からは
空手・・と結びつきませんが、
きっと、凛としたお姿で空手されていたんでしょうね

お仲間が、追悼の演舞をしてくださったお話し。
感動しました。

また、
いろんなお話し綴れるように
しっかり、指、治してくださいね。

おだいじに。





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