ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 歯医者さんへ

2006-08-31 01:29:15 | 健康・フィットネスクラブ
30日の午後3時半。
激しく降りしきる雨の中、
歯医者に行って来ました。
毎月一回は行っている、歯周病のポケットの
お手入れと歯垢取りです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

2ヶ月前の6月21日に行った時、
私は最低の状態でした。
治療中にも涙が頬を伝うし。

娘もその歯科医院に通っていて治療中で
丁寧に歯のお世話をしてくれる彼女が大好きでした。
だからその日に娘の事、お話ししました。

歯科衛生士の彼女は、まるで理想的な精神科の
カウンセラーのように、治療台に寝ながら包み隠さず
事情を話す私の言葉を、ユックリと聞いてくれました。
深い内容の質問も交えて・・・時には身を乗り出して。
そして真剣な顔で「他人事じゃないです。」って。

その時間は私の他に患者が居なくて、
男の先生も留守でした。

2人だけの貴重な30分間。
この人が精神科医であったらと、
つくづく思いました。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


そして2ヵ月後の今日、と言っても8月30日。
激しい雨音を聞きながら、歯周病のポケットの
治療と歯垢のお手入れを受けていました。

私の座っている治療台から隣のお庭が丸見えです。
色々な種類のお花がポットに掛けてあります。
緑も多くてラティスが上手に利用されていました。
お庭用の白いテーブルとイスが2脚、
雨に濡れています。

「良いなあ、あのテーブル、使っているのかな?」
「使っていますよ。あそこで食事したりお茶しています。
 私も一度、招待されました。
 イスに座ると周囲がとても優しい感じでしたよ。」

治療を受けながらNHKの「今日の料理」のレシピで
盛り上がったり。

治療を終えて受付に立つと、
優しい目でしっかり私を観察して

「姿勢は良くなったし、目に輝きが出て来たし、
 お肌がきれいになりました。
 笑顔も出るようになりましたね。
 みんな繋がっているのですね。」とニッコリ。

「歯周疾患指導管理説明書」
というのを渡されて、

「歯はみんな良くなっています。
 6ミリだった所が4ミリになったり。
 悪かった場所が小さくなって来ています。
 これは嫌気菌ですから、ポケットを
 シャキシャキ擦ってやって下さいね。」

昨日と今日の出来事で、さすがに私も
身体が生きようとしているのを認めない訳には
いきませんでした。

まして彼女にそう言われて
励まされたからには・・・


「で次は?」と私。
「3ヵ月後にしますか?」
「いいえ、1ヵ月後にして下さい。
 それだと1ヵ月後に試験を受けるみたいで
 ポケットを磨く熱心さが違いますから。」

「月に一回、ほのぼの彼女に逢いたい」のが本音です。

雨は上がっていました。
表に出たついでに、斜め前の新しい美容室に入って
明日の12時「カットとパーマ」の予約をして来ました。



9月になったら、彼岸花を観に行きたい!

娘の思い出の濃い浅草にも行きたいな。
浅草には、母の車椅子を押して歩いている
あの頃のSちゃんと娘の姿が、雑踏の中に
見えるような気がするのです。








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