ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 娘の思い出 (3)

2006-08-15 20:09:10 | 
 ◇ アロマテラピー

 娘の友人から珍しい花が送られて来ました。
それは「アロマのお花」です。

私の嗅覚障害がまた始まったので、折角なので
ツレアイに匂いを嗅いで貰いました。
すると「3種類の爽やかな匂いがするよ。」

娘はアロマテラピーに凝っていました。
だから部屋の中は爽やかな香りがします。
ヘビースモーカーだったのに、
煙草のにおいは全くしません。

トイレやバスルームには小さなエッセンシャルオイルの
壜が2~3種類置かれていました。

衣類の入れられている引き出しには、重曹を基にして
スペアミント、ティートリー、その他が配合された
お茶のパックに詰められた白い粉が、
一段ずつ入れられていました。

あまりにも爽やかな香りなので私にも
作ってもらいました。

まだプラスチックの容器に1/3ほど残っているけれど、
用途によって違うので、家用に作られたのは、
スペアミントの香りがほんの少し強いですね。
どんな配合するのか、スペアミントの粉が有るのか、
どうやって作るのか直接聞いて置けば良かった。
それが残念です。

パルマローザ、ユーカリ、マジョラム、サイプレス
イランイラン、ジュニパー、スイートオレンジ
ラベンダー、ローズマリー、ゼラニュウム、ペパーミント

まだまだ沢山、エッセンシャルオイルや重曹、
アロマの本が何冊も残っているので、娘の気持ちを継いで
勉強しようかな。

日本では、医学的には認められていないけれど、
効果もさまざま有るようなのです。


◇ 終戦記念日

話は違うけど今日は8月15日、
世間では終戦記念日です。

61年前頃だったでしょうか。
東京が頻繁に空襲されるようになったので、母と弟とで
栃木県の鬼怒川に疎開していました。

あの日は晴れていました。
田舎の事とてのんびりした空気も有りました。
青い空を見上げながら、
「もう、空襲に遇わなくてすむ。」
と子供心にホッとしたことを覚えています。

地元の人たちの噂で「みんな殺されるのかも」
などという物騒な話も聞こえて来ましたが
なるべくそんな話は忘れるようにしました。


◇ 「男たちの大和」

13日から映画「男たちの大和」というDVDを
借りてきて何度も何度も観ています。
今年の1月頃、Tちゃんと劇場の大きなスクリーンで
観て来ました。 娘も誘いたかったけれど、どうせ
「戦争映画は嫌よ。」と言われるのは分っていました。

でも本当はあなたと観たかったです。
日本のあの時代の男たちの顔を、覚悟を、
思いを、是非見せたかったと思います。

私も幼かったので、男たちの個々の戦いを
知らなかった一人なのです。
大人でも戦いの意味を知っていた人が
どれだけ居たか・・・?


二度と繰り返したくないあの時代。
敗戦の色が濃くなり、銃後では物資が無くなり、明日の
お米さえ配給が滞った。
前線でも銃後でも飢える人が多くなっていた。

男たちは負けると知っていても、命を掛けて
戦わなければならなかった。
生きたくても、生きられない命が沢山あった。

銃後では女たちの生き残る戦いがあった。
低空飛行の敵機に追われながら、
空襲で焼夷弾に焼かれながら。

ウチも実家の父の営んでいた薬品工場が
4月13日頃の下町空襲で全焼し、
サイパン辺りでは義父の弟が戦死しました。
あの辺りで散った英霊と同じく、遺骨は
戻って来ませんでした。

長淵剛の音楽も良かったです。

「CLOSE YOUR EYES」の歌詞に

 CLOSE YOUR EYES
 瞳を閉じれば あなたが私に 微笑みかけるよ

 CLOSE YOUR EYES
 瞳を閉じれば 希望へ駆け上る あなたが見えるよ」

 と聴こえました。


 娘よ、今度あなたに出会ったら、
 二人で希望に向けて駆けて行こうね。












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