☆ 整形外科

先週の７日の水曜日、右足のくすり指と中指を骨折した。

うちはただ今　補修工事中。
ベランダ側の検査と点検、補修、清掃の為、ベランダに置いてある
植木鉢や掃除道具、その他もろもろを部屋の中に取り込んだ。

その他諸々の中に、石がある。
ツレアイが溜め込んだ石。　水石とも、輝石　貴石　２つ程は菊花石がある。
あるいは　ごろた石　とも言う。
私の感想はモチロン　大半はごろた石。

それをプラスチックのバケツに重ねて入れてあった。
何年も放置したままでプラスチックの持ち手は劣化していたので
フチを両手で持って部屋に入った。
途端にバケツは割れて直径１０ｃｍ～１５ｃｍの石が
ドカドカと何個か私の足を直撃！！
もう少しでタナゴとカワニナの水槽を壊すところだった。

呆然として足元を見るが血は出ていない。
ビックリし過ぎたためか　痛みもあまり感じない。

足指の皮は大きく剥がれているが何故か血は出ない。
足を引きずりながらでも、ベランダを空にしなければならないので
そのまま作業を続けた。

犯人のツレアイは泊まりで出掛けているので、私一人で運んだ。
夜になると薄い紫色だった足指はどす黒く変化し、私の顔も青ざめた。
翌日は木曜日で整形外科は休診。
金曜日、
「足の指２本　折れています」
検査と診察代で８０００円　薬代　５８０円


　
この整形外科は値段が高い。
以前２００３年の春、走って転んで手首にヒビが入ったとき、
検査と診察と軟ギブスと薬代で１６０００円請求された。

「手首にヒビが入っています」と言われ
「ヒビですよね？」と明るく言ったら
「ヒビだって立派な骨折です！」と叱られてしまった。

その日整形外科のあと、片道２時間半かかる母の病院に
見舞いに行くつもりだったので、たまたま２万円持っていたけれど
普段なら３～５千円程度なので、お金が足りなかった筈。
カードが利用出来るのだろうか？

「保険診療ですよね？？？」って思わず聞いてしまった！
骨折しているとは予想していなかった。
空手をやっていた娘（格闘技なので何回も骨折の経験あり）がしつこく電話口で
「ぜったいに骨折しているから必ず医者に行ってきて！」と言ったので
仕方なく整形外科に来ただけだったから。


１万６千円を支払った上、ギブスで肘から指までグルグル巻きの
白い包帯を見てショックを受け、そのまま母の病院はすっぽかし
うな垂れて家に帰ったことは言うまでもない。

一週間後に軟ギブスから本ギブスに替えた時、今度は９８００円かかった。

家に来た娘に、値段の話をしたらビックリして
「私が靭帯破損した時は借りた松葉杖を含めても実費で１５０００円だったよ！！」
と目を丸くして驚いていた。

彼女は朝の通勤で品川駅で降りたとき、後ろから押され　ホームに
無理な姿勢で着地して、靭帯破損したことがある。
その場にうずくまったまま動けず、しばらく経ってやっと駅員が来て
救急車で運ばれたという。
保険証を携えていなかったので実費を払ったけれど、その後通勤時の事故
ということで労災が認められたそうな。



もう一軒、うちの近くに整形外科がある。
そこは、陰気な顔をした医者がいて、患者も少ない。
いつもガラ～ンとしている。
私が症状を詳しく説明しようとすると、頭ごなしに叱られる。
いや、叱るような口の利き方なのだろう。
だが料金に不満や疑問を持った覚えはない。


料金の明らかに高い整形外科はどうなっているんだろうと
医院内の張り紙をよく読んだら、
「整形外科専門医」の認定を受けている医者だそうな。
いったいどんな資格なのだか未だに判然としないが・・・

ポツリヌス菌を入れるプチ整形や脱毛なども診療科目の中に入っている。
診察する医者は一人だけだが、リハビリの設備は整っているし
理学療法師は大勢いるし、看護士？助手？は多い。
リハビリはそんなに高くない。
ここはいつものすごく混んでいて、休み明けなど
立錐の余地もない時もある。

最近はよく整形外科にお世話になる。
どちらに行こうかと、いつも迷うけれど、結局
活気のある料金が高い方の整形外科に行ってしまう。