関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

《連携の連続と攻めの構え》

2012年04月14日 | コラム
#88=3019
2012年4月16日付
《連携の連続と攻めの構え》
 サッカーの国際親善試合(チャレンジカップ)で、日本女子チームが、アメリカ、ブラジル代表3カ国総当りで優勝しました。7月からのロンドン五輪金メダルをめざす「なでしこジャパン」にとって、大きな収穫だったと各誌が報じています▼昨年のワールドカップ優勝以来、急激に注目度があがり、一部選手がテレビに出ずっぱりになったり、澤選手が病気になったりして、正直言えば、筆者はひそかに「大丈夫かな」と思っていました。だが、専門的なことは分かりませんが、今回の試合っぷりは、舌を巻くものでした▼常にボールの先には誰かが走りこんでいる。その連携の連続の中で、さまざまな形のゴールが生まれています。おそらく動いていてもボールが来ないケースが圧倒的に多いでしょうが、それは無駄にはならないチームプレーなのです▼そして、追加点をめざす攻めの構えです。ブラジル戦での最後の1点があったからこそ、アメリカと同ポイントながら、総得点数で上回りナンバー1になったそうです。最後まであきらめない姿勢。あらためて学びました▼厳しい情勢の上に、理不尽な消費税増税の危機に直面する中小業者も、社会的連帯の上に立った連携と実現するまで要求を主張し続ける姿勢こそが、道を切り開くに違いありません。

写真は江東区辰巳から北の方角
遠くにスカイツリーが見える


地下鉄有楽町線辰巳駅から東に行くと、公園の中に500メートル以上の桜並木がつづき、その先に「辰巳国際水泳場」が建っている。辰巳水泳場はつい最近のロンドン五輪代表選考レースが行われた場所。代々木のオリンピックプールはもう使われておらず、日本の水泳競技の中心的レースは、この辰巳で行われているそうだ。私は、その隣の印刷所に毎週新聞づくりでかよっている。
さらに東へ行くと橋を渡って夢の島に至る。地下鉄の駅は新木場。かつてゴミ捨て場だった広大な敷地が、緑の公園となりスポーツ施設やマリーナが整備されている。さる政党機関紙のまつりの会場になったりしているようだ。その一角にはビキニ核実験で被爆したマグロ漁船「第5福竜丸」が廃船となって核兵器廃絶の記念碑として保存されている展示館がある。来月5月6日には、核兵器廃絶と被爆者援護を呼びかける「国民平和大行進」がスタートする。

写真は、辰巳駅前に鎮座するドラゴン像


続いて「辰巳国際水泳場」