(香櫨園浜の西宮砲台跡)
5月4日(水)本当に久しぶりに香櫨園浜へ行った。
大阪湾岸ではめずらしく砂浜が残っている。
浜の小さな松原には、親子連れやグループが
テントや椅子を持ち込んで、
焼き肉など楽しんでいる光景が広がっていた。
埋め立て地との間の水路では、
ウインドサーフィンや水上スキーが繰り広げられている。
平和な光景だ。
幕末につくられた砲台跡を眺めた。高さ17mぐらい。
外国からの攻撃に備え、幕府によって各地につくられたそうだ。
設置場所は、勝海舟が計画し、
大阪湾岸では和田岬、舞子、今津などにつくられたが、
現存はこの香櫨園浜のみであるようだ。
ただし、試射したところ砲台の中は煙にまみれ、
連射どころではなく使い物にならないことが
分かったと説明書きに記してあった。
(旧今津港の灯台)
ついでに、今津浜にも行ってみた。
ここは、海岸はすべて人工のコンクリート。
ここにも砲台がつくられたそうだが、
明治以後、早々に取り壊されたと看板があった。