関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

圧巻の太鼓

2012年07月29日 | 日記
6月16日と17日には、北海道への出張で会長と二人で飛行機に乗った。
北海道連の創立50周年の記念行事への出席。
新千歳空港から電車で札幌に入るのははじめてだった。記念集会では北海道の厳しい条件のなかで戦闘的に組織をつくりあげた先達の話を直接聞くことができた。
太鼓の出し物があったが、これが圧巻だった。
地域の子どもたちを集めて、サークル活動をしているそうだが、その考え方と構えが真剣そのものということが、演奏を通じて伝わってきた。指導者がきわめて高い教育思想を持っていると思える。小学生高学年から中学生、中には高校生年代もいたが、子どもたちの表情がいい。思いっきりとは、この子達の演奏態度だろう。それが、音になってリズムとなって会場の隅々までの空気を変えていった。あれだけ真剣に打ち込む経験を経た若者たちは、「人格の完成」に向けてまちがいのない一歩を踏み出しているのだろう。

〈村場流八丈太鼓『乱拍子』獅子舞〉

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