アカネ科ヘクソカズラ属。つる性多年草。 茎はつるになり右から左巻に他物に絡みつく。 葉はつる性の茎に対生し、形は披針形から広卵形、縁は全縁。 別名:ヤイトバナ(灸花)、サオトメバナ(早乙女花)。 原産地:日本、中国、朝鮮半島。日本各地,東アジアに分布する。 日当たりを好み各地の草藪や樹木などに絡みついている。干した果実、または生の実を薬用とする。ただ、生の果実はかなり臭気を放つのに対し、乾燥したものは不思議と匂いが消えるため、干したものを使う方が多い。 薬効:しもやけ、あかぎれなどの外用民間薬として生の果実をつぶした汁が使われる。また、美肌化粧料として肌に潤いを与える効果もある。 開花期:7月~9月。 葉脈から短い花序を出し、花弁は外側が灰白色、中心は紅紫色であり、その色合いが灸をすえた跡のようなのでヤイト(灸花)の別名がある。果実は黄緑色で6ミリ程の球形。 9月9日の誕生花。 花言葉:「人嫌い」、「誤解を解きたい」、「意外性のある」。
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ヘクソカズラ(屁糞葛) 9月1日楢原町
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