マメ科ハギ属。落葉低木。秋の七草のひとつです。 樹高2~3m。 マメ科植物の特有の根粒菌との共生のおかげでやせた土地でもよく育つ。この特徴をかわれ古くから道路の斜面、治山、砂防など現場で緑化資料として活用されている。 現在ではヤマハギ、メドハギの種子が斜面緑化のための吹付資材として用いられている。また、戦後まもなくまで家畜の冬季の飼料として葉が利用されていた。秋に山から枝ごと切って来て、乾燥させた葉だけをとり、干し草などに混ぜ込んでいた。 原産地:東アジア(日本、韓国、中国)、南アジア、北米南部、オーストラリアの温帯、亜熱帯。 別名:シカナキグサ(鹿鳴草)、ハツミグサ(初見草)、ハギ(生芽)、ニワミグサ(庭見草)、シカツマグサ(鹿妻草)。 開花期:7月~10月。豆の花に似ており日本全域に分布して昔から日本人に親しまれている。万葉集にも最もよく詠まれる花。 同種の「ミヤギノハギ」は宮崎県の県の花。 花色は白ピンク。 9月5日、9月13日、9月24日、9月25日、10月1日、10月15日の誕生花。 花言葉:「思案」、「内気」、「想い」、「柔軟な精神」、「軟らかな心」、「前向きな恋」。
写真 /star/} ハギ (9月6日楢原町)
写真 /star/} ハギ (9月6日楢原町)
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