タデ科ソバ属。 地下に黄赤色の根茎を残し越冬するため、宿根ソバの名称もある。 路傍や河川敷などに自生しており、他種を駆逐するため優占群落を形成することもある。 別名:ヒマラヤソバ、シュクコンソバ、シャクチリソバ(赤地利蕎麦)。 高さ30~100㎝。 原産地:カシミール高原地帯、インド、ブータン、ネパールや雲南地方に自生する。 日本には明治時代に薬種として持ち込まれ、東京大学の植物園で栽培された。 その後外に飛散した種が繁殖し、帰化植物として繁殖することになった。 薬効:葉と根茎は解熱や下痢止めに悪蒼毒腫にも効くという。 開花期:7月~11月。 夏から秋にかけて上部の葉腋から花穂状の花序をつける。 5枚の萼片に分かれた白い花をつける。中心は黄色。 種子はえぐ味が強くほかの蕎麦のように食用にはできない。 9月24日、11月1日の誕生花。 花言葉:「懐かしい思い出」、「あなたを救う」。
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シャクチリソバ (10月27日・浅川土手)
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