キンポウゲ科リュウキンカ属。 多年草。 主に湿地や水辺に生育しており、湿原や湿地の春を彩る花とされています。リュウキンカの咲く時期が水芭蕉と同じなので、春の光をキラキラと浴びながら咲く、雪解けの冷たい清流に浸る白と黄色の美しいコントラストが見られます。また、流れに沿って群生し、金色に輝くその花の様子から漢字で「流金花」と書きます。 花芽は東北、北海道では山菜として食されており、味も一級品とされていますが、食べすぎると下痢などの症状を起こす場合があるので注意が必要です。 原産地:日本、中国、朝鮮半島。 日本では本州、九州に分布し、水辺や湿地に生育し、水芭蕉の群生地で見られることもある。 開花期:5月~7月。 茎の先端および葉腋から長い花柄をのばし、径2.5~3㎝の黄色の花をつける。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で普通5枚、ときに6~7枚もある。 オシベは多数あり、メシベも4~12個。 果実は袋果となり、長さ1㎝。 1月30日、2月18日の誕生花。 花言葉:「必ず来る幸福」、「富」。
写真 リュウキンカ 3月1日・楢原町