キョウチクトウ科ニチニチソウ属。 別名:日々草、ビンカ。 主に夏から秋に花壇や鉢植えで楽しむ草花です。本来は多年草ですが、日本では霜の降る頃に寒さで枯れるので一年草として扱います。 咲き終わった花はこまめに取り除きます。また、茎が伸びすぎて草姿が乱れたら、適当な位置で短く切り戻します。 切った直ぐ下の葉のわきから新しい芽が出て気温が高ければまた花を咲かせます。 用途:露地植え、鉢植え、ハンキング。 草丈10~80㎝。 原産地:マダカスカルを中心とする熱帯~亜熱帯。 日本へは江戸時代中頃に渡来した。 ニチニチソウは根や葉にアルカロイドを多量に含有しています。そのせいかどうか、あるホームページで毒草と紹介されていました。 ニチニチソウにおける制癌効果はこのアルカロイドの1種によるもので、一万種の薬草の中より制癌効果として残っているものは、このニチニチソウのみです。 薬効:制癌、糖尿病、血圧、胃腸、神経痛、リュウマチ、皮膚病など、多量に飲むと、手のしびれ脱毛の副作用がある。 開花期:5月~9月。 先が5つに裂け5弁花のように見える。花は数日で枯れるが次々と新しい花を咲かせるため、花を長く楽しめるるのが特徴です。花色は白、赤、ピンク。 7月30日の誕生花。 花言葉:「楽しい思い出」、「友情」。
写真 ニチニチソウ(8月4日・花屋)