スベリヒユ科ハゼラン属。 別名:サンジソウ(三時草)、ハナビソウ(花火草)、三時の貴公子、コーラル・フラワー、褐色で球形の小さな実がサンゴ(コーラル)のように見えることから。サンジソウは昼過ぎ3時ころから咲くことから、ちなみに午後4時ころから咲くのはオシロイバナ(白粉花)。 道端でよく見かける。繁殖力が強いらしい。 草丈20~80cm。「爆」の「爆ゼる(はぜる)」には「はじけて開く」という意味があり、膨らんだ蕾が次々爆ぜるように開花する様子を表現した名前らしい。「蘭」は蘭ではないが、何となく似ているところからではないかと思われる。 原産地:熱帯アメリカ原産。 日本へは明治初期に渡来した。 根は中国やインドネシアで薬用にされ、肺結核などに効果があるとされる。 開花期:7月~9月。 茎頂部分にピンク色の円錐花序を出す。花は小さく4~5ミリの5弁花。 実は丸くて小さく(線香花火みたい)。この実の中に小さい黒い種がいっぱい入っている。 10月3日の誕生花。 花言葉:「真心」、「永遠にあなたのもの」。
写真 ハゼラン (8月5月日・自宅)