月はおぼろ 雲は月を隠さぬように 優しく流れているはずと徘徊したが、ジグザグな歩みで月を見つけられずに家についてしまった。
昨夜は二度目の大きな店。
マスターがカウンターに座り、ママはあれこれスタンバイか。
入っていいですか?と尋ねるほど馴染みがないが、口開けの客になった。
岩本公水さんのステージがあったらしく「行きましたか?」と聞かれた。
客一人でぼちぼち陽水を歌っていたら、そちらのアフターを終えたお客さんかやって来た。
普段と響きが違ったからか、声張り上げ過ぎで「今日は何歌うの?」と聞かれた次のお店では声が潰れて「神奈月」を陽水の軽やかさがない歌い方をした。
五木ひろしとかを歌っていたカウンターの先客さんたちが何故か安全地帯で「ワインレッドの心」やら陽水「感謝知らずの女」を歌い始めた。
頭の中が陽水ワールドになった帰り道の階段がちとしんどかった。
街の灯で空は明るくて雲も見えるが十三夜のお月さんがどこか?
見つけられなかった。
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昨夜は二度目の大きな店。
マスターがカウンターに座り、ママはあれこれスタンバイか。
入っていいですか?と尋ねるほど馴染みがないが、口開けの客になった。
岩本公水さんのステージがあったらしく「行きましたか?」と聞かれた。
客一人でぼちぼち陽水を歌っていたら、そちらのアフターを終えたお客さんかやって来た。
普段と響きが違ったからか、声張り上げ過ぎで「今日は何歌うの?」と聞かれた次のお店では声が潰れて「神奈月」を陽水の軽やかさがない歌い方をした。
五木ひろしとかを歌っていたカウンターの先客さんたちが何故か安全地帯で「ワインレッドの心」やら陽水「感謝知らずの女」を歌い始めた。
頭の中が陽水ワールドになった帰り道の階段がちとしんどかった。
街の灯で空は明るくて雲も見えるが十三夜のお月さんがどこか?
見つけられなかった。
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