ぷぷりさん。
「宇宙飛行士なんてありえない。。。」のコメントについて
キツク言ったのは反省してます。
そのように言ったのは、理由があってのことです。
私がパニック障害を発症したとき、カウンセリングの看板
を掛けたところに行ったことがあります。
しかし、
5回目位で、名前も知られていない協会のカウンセラー
だと分かりました。
そのお陰で病状は悪化し1回目の自殺未遂をしたのは、
このときです。
病院に3ヶ月入院しました。
これ以来、
私はカウンセリングの勉強をしようと思いました。
私も病気になってから、カウンセリングの勉強をしようと
思ったのはぷぷりさんも同じですね。
それから
精神対話士や産業カウンセラーを受講し修了しました。
また、国分康孝先生のグループエンカウンターにも参加
したことがあります。
ですから
カウンセリングの事は、少なからず知っています。
ぷぷりさんは、どんなカウンセリングの勉強をしているのかは
知りませんが、少し分かり易く、列挙してみます。
○カウンセリング
・職場カウンセリング
・産業カウンセリング
・ライン・カウンセリング
・牧会カウンセリング
・矯正カウンセリング
・高齢者カウンセリング
・学生相談
・リハビリテーション・カウンセリング
・異文化間カウンセリング
・精神対話士(一部制限を持って病気の人と関わります)
だいたいここまでが、健常者を対象としたカウンセラーです。
・学校カウンセリング
・メンタルヘルス・カウンセリング
・家族カウンセリング
・メディカル・ケースワーク
・サイキアトリック・ケースワーク
これらは、心理療法が出来るカウンセラーが病気の人を対象
に行います。
* 臨床心理士、認定心理士など大学又は大学院で専門の
教育を受け合格した人
* 臨床心理士などでも職場カウンセリングなどを行っています。
要するに、臨床心理士は何でもOKと言うことですね。
HPにあるロージャースの来談者中心療法は、
一つの技法です。
来談者中心療法を行うには、傾聴技法をスーパーバイザーの下で
マスターする必要があります。
危険だと言ったのは、
教科書の通りに聴くだけと言っても、そこで少し療法を使うことに
なり、カウンセリングと心理療法の区別が付かないと、相手を危険
な状態にしてしまいますし、ぷぷりさんの叔母さんを私のように苦し
んで欲しくないことやぷぷりさん自身が軽い気持ちで、カウンセリング
の練習(練習じゃないと言っていますが)をして欲しくないのです。
カウンセリングは、(簡単に述べます)
健常者であり、健常者とは現実生活に適応できるほどに自我が
成長し、ある程度のフラストレーション・トランスと柔軟性を持って
いることで、現実生活でさらに自己実現出来るように援助するのが
目的です。
日本カウンセリング学会定義参照
心理療法は、(簡単に述べます)
病理的パーソナリティを持ち、現実生活から落ちこぼれているのを
現実生活に引き上げる(つまり治療)が目的です。
日本臨床心理士資格認定協会参照
ぷぷりさんは今、勉強をし始めたばかりですよね。
理論、技法も大切ですが、まずは自己覚知と自己一致が先だと
思います。
私自身、現在、精神科医師や臨床心理士に通う身であり、
自己覚知や自己一致が出来ていないので、
誰かにカウンセリングをしようとは思いません。
病気である私がカウンセリングを行えば、相手を危険に
さらすからです。
あくまでも、私自身の成長のために学びました。
ぷぷりさんも、
カウンセリングの勉強は、今は誰かのためではなく
ぷぷりさん自身の成長のために学んで欲しいと思います。
私の机の前に、いくつかの詩を貼っていますが、そのうちの
一つを紹介します。
本気
本気になると
世界が変ってくる
自分が変ってくる
変ってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋
本気な仕事
ああ
人間一度
こいつを
つかまんことには
私は病気のことに対して、ぷぷりさんやみんなには、
本気で正面から向き合っています。
ふざけたり、本気じゃなかったりすると向き合う相手から
信頼されないからです。
人との繋がりは信頼だと思っています。
カウンセリングでも同じですよね。
このことを契機に
お互い成長し合えると良いと思っています。
カウンセリングのことで何かあれば
私の分る範囲でお手伝いしますよ。
気軽に言って下さい。