今日の天気はでした。
風の少しづつ冷たくなって来ました。
空模様はドンヨリです。気分までドンヨリですね。
サイレントトーク
サイレントトークとは聴覚に不自由な方とコミュニケーションを
取る方法です。
こうやってブログをしているとサイレントトークも
あるんじゃないかと思います。
それは
相手にコメントをしなかったりした時、何故コメントをくれないの?
と思うと思います。
確かに
コメントは文字で伝えるコミュニケーションだと思います。
文字以上に顔を見合わせて話をする方が相手の表情も知ること
が出来、多くの情報によってコミュニケーションを図ることが出来
ます。
ブログの場合でもサイレントトークが出来るんじゃないかと思うよう
になりました。
相手と、ある程度の信頼関係があるのが前提ですが相手の書いて
いる文書の中から相手の気持ちを読み取る事だと思います。
サイレントトークは感覚的(身体で感じる事)に理解するものです。
そう言った意味では
目で見えるものが、全て正しいのではないと思えるようになるんじゃ
ないかな?
と思います。
この子らを世の光に
この子らを世の光に―糸賀一雄の思想と生涯 |
この本を読んだ時、泣いてしまいました。
重い障がいをもった人、働けないばかりか思考する力も全くないと
思われるような重い心身の障がいを持った人の生きる意味と価値
を、どう考えればいいんだろうか?
糸賀一雄氏は本著の中で
「ちょっと見れば生ける屍のようだとも思える重症心身障がいの、
この子らが、ただ無為に生きているのではなく、生き抜こうとす
る必死の意欲を持ち、自分なりに精一杯の努力を注いで生活
している事実を知るに及んで、私たちは、いままでその子の生
活の奥底を見ることの出来なかった自分たちを恥ずかしく思う
のであった。重症な障がいは、この子たちばかりでなく、この事
実を見ることの出来なかった私たちの眼が重症であったのであ
る。」
「重症者の生そのものが、精一杯に生きてゆこうとしている営み
の姿そのものが他者の生に働きかけ、他者の生を問うている
のだと思われます。」
この様に述べておられます。
現代社会の病気な人としての価値観が、この新たな人間観の光
によってなされていくことを望みますし、弱い立場に置かれている
人たちが大切にされる社会や職場であると思います。
人間を大切にしない社会や職場は、どんなに威勢が良く見えても
やがて崩壊すると思っています。
重症心身障がい者の生み出し、教えるものから学べない社会や
職場は、学んでいない貧しさだとも思います。