阪神淡路大震災から14年たった。あの日起きて着替えを済まし朝の支度しようと立ち上がった時だった。すごい揺れに座りこんで「電気が落ちる。電気が落ちる」と言っていたのは忘れられない。本当に落ちてくると思ったほどの揺れだった。何度か余震があった。テレビで思いがけず神戸との放送に唖然とした。交通機関は全滅、神戸には行けない。
我が家はお風呂のタイルのひび割れ、おトイレも少々割れた。屋根瓦がずれたが、幸い雨漏りはしなかった。直して貰うのに何時も来てもらっている人から工務店、屋根やと周り夏の初めに直して貰った。2人で1時間ほどかかったと思う。見積もりと全然ちがう、どうしてとおもうほどの請求が来た。工務店は屋根屋から来たのでという。最初に頼んだ人はそれっきり顔もださない。この工務店は前に物置建てて貰った処だった。屋根屋は見かけ取りなんだよね。 まあ、確定申告で控除は受けた。
震災後初めて堤防を歩いた時、街路樹はなくなりお花見の後もない。また初めて商店街を歩いた時もきれいになっているが、全然違う街に来たようだった。アレ違うとよく見るとお店はしまっていて出店が営業していたり、前と違うお店になってたり、でも、JRは早く復旧したが私鉄は時間がかかった。
ニュースで報道されたなかで復興住宅で暮らしている方も高齢になり、孤独死もあるそうだ。自冶会長に鍵を預け見回りしている処あるそうだ。本当に身につまされる。神戸で震災を知らない人が3分の1あるそうだ。14年とはそんなに長い時間なんだよね。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りして。