今朝はまるで冬なみの寒さだ。天候不順どころか異常気象だ。北の方では平地でも雪が降っているそうだ。
この頃のお天気どうしたことか?
うさぎちゃんが耳鼻科に行くのに、前を通ると宮北のお宮の桜まだ満開だった。
奥の方は葉が出ているが、入口の方は葉もでず花も散らずにけなげに頑張っている。
見上げる大木で1本でも存在感があるのに、何本も境内1杯に枝を広げている。本当に雨にも負けず風にも負けずだ。
この桜を見ていて宮沢賢治の「雨にも負けず」この詩を想い出した。学んだのは小学校の2.3年生の頃だったと思う。
当時「寒さの夏はおろおろ歩き」この処がどうしても理解できなかった。
あの頃は暑さしのぎは「うちわ」が一般的だった。夏は毎日がうだるような暑さだった。
そんな中、幼い子供だったうさぎちゃんには、寒い夏とはどういうものか考えられなかった。
母から東北の冷夏の話を聞いても解らなかった。今でも当時のことははっきり想い出せる。
稲作は改良され、季節に合して作られるようになったが、自然界の天候は不変だよね。