この処、子供の虐待やら、育児放棄、いじめ等の特集やら、その他の番組でNHKで毎日放映される。
うさぎちゃんが小さい子供の頃、母から教わったことを書いてみよう。
うさぎちゃんは6人兄妹の4番目。兄2人姉と弟、妹の6人兄妹。
長兄とは10歳、次兄とは7歳、姉、弟とは3歳、妹とは7歳違い。
母はよく自分の片手を出して子供はこの指と同じ、どの指がよくてどの指がよくない事はないみんな同じだよね。
子供はみんなかわいくて大切で、どの子が特に可愛いこともないし、特に大切な事もない。みんな同じで大切な大事な大事な子供だと言っていた。
又、赤ちゃんが生まれるともうかわいくてかわいくて、そうしてあなた達みんなをを育ててきたとも言っていた。
あなたの指も同じやろ。そう言って弟や妹の世話にかかるのにひがまないよう配慮していたんだよね。
娘時代に文集にこの「5本の指」の事を投稿した事がある。
これを読んだ友人がどんなお母さんか逢って見たいと言った事があった。
彼女は早くにご両親を亡くされ、結婚後実家に同居して2人の弟さんの面倒を見て、立派に独立させた方だ。
お母さんは肝臓が悪くて、やがて進行して肝臓癌になり、彼女が学校から帰ると「しんどいねん」と言って何時も寝ていたそうだ。お母さんの記憶はこの寝てたお母さんばっかりだと言う。
うさぎちゃんは父の転勤で5歳引っ越し、小学2年生で転校した。
遊び友達もない折は姉のしり付きをしていた。姉は嫌がらず自分のグル-プに入れて遊んでくれた。
うさぎちゃんは、若くして逝った姉の年を10年超えた。
姉がいたら姉妹3人仲良く過ごせるのに残念だ。