晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

旭川マラソン参戦

2006-10-08 21:29:47 | Weblog
 「川と橋の街」旭川に行ってきました。旭川マラソンは、花咲陸上公園をスタートして、石狩川に架かる9つの橋を廻る1周20kmのコースを2周するフルマラソンです。今まで2回走っているが、いずれも好記録、今回もと内心意気込んでいったのだが、こんな想像外の悲惨な結果が待ち受けているとは・・・

 昨日からの台風崩れの低気圧の影響で、強風と低温10℃位、そして雨という最悪の天候でした。札幌発のホワイトアローも途中、強風のため減速運転でした。

 この天候が、スタート後かつて経験したことの無い体の変調を私にもたらしたのでした。スタート後5kmもしないうちに、寒さのため尿意が、そして5km毎に給水の度に急にお腹の痛みが発生したのです。

 お腹の痛みは段々と便意に、こらえて走り発汗で、体の水分が無くなると治まる。でも給水は採らなくては脱水に、また飲むと便意が。

 遂に、15kmでトイレを発見、まずはおしっこをする。これで体調は良くなるのではと期待する。しかし、20kmで再発、まずい。全然走りに集中できない状態に。

 25kmで決心、うんこをしよう。トイレ発見、もう限界、飛び込む。あっ紙が無い。手袋で拭こうか。でも今日は寒すぎる。ここはパス。

 少し先に行って、コースから大きく外れた所にトイレ発見。危機一髪、助かった。

 風はますます強く、横殴りの雨、川を下る時が追い風、上流に向かう時は猛烈な向かい風、30kmから35kmの向かい風を喘ぎながら走っていると、道路が平らに見えない、どうもふらつく。そして股関節が猛烈に痛い。アンデルセン状態(箱根駅伝でもたまにあるがジグザグにしか走れない)か。

 こんな経験初めて。倒れたら救急車かな、なんて冷静なところもあるが、まだまだ先は長いし、全然前に進まない。35kmからは追い風に変わったがペースは上がらず、股関節痛で、足をがに股状態に広げないと走れない。

 本当にやっとのことで完走、自己ワースト記録達成。体との対話どころか、まあ色々なことが起こってしまった。

 ただ、一緒に行ったわが社の若手T君が、フルマラソン初完走できたのが本人もそうでしょうが本当にうれしかったです。

 「人は、今持っている力で全力で生きる以外に無いのだから。」





 
 



コメント
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