今日は、憲法記念日、日本国憲法が施行されて60周年の日、映画『日本の青空』(大澤豊監督 2007年作品)を観た。
現在の日本国憲法は、アメリカ占領軍(GHQ)に押し付けられたものだから、日本人自らが作る憲法が必要というのが、改憲派の主張である。
これに対し、この映画は、在野の憲法研究者「鈴木安蔵」の仕事に焦点をあて、高野岩三郎らとの憲法研究会で作った「憲法草案要綱」(1945.12.27)が、1週間で作り上げられたGHQ案の元になった。
従って、今の憲法は、日本人の考え方が反映されており、単純な押し付け憲法ではないというものである。
映画の中でいくつか確認したい史実や、現在の憲法には天皇制の容認などの矛盾がある。
しかし、この映画の上映運動が拡大し、人々の関心事項に憲法がなり、正確な事実や正確な論理の整理が少しづつでも進んでいけば良いと思う。
大きな声の出ないおちょぼ口の安倍ちゃんは、紛れも無く祖父岸信介のDNAを継承している。彼の「戦後レジームの転換」という野望に対決するには、この映画の上映を企画している「9条の会」の方々は、少し上品過ぎるかも知れない。
5.26~6.15スガイディノスシネマ(札幌地下鉄白石駅)で公開されます。
現在の日本国憲法は、アメリカ占領軍(GHQ)に押し付けられたものだから、日本人自らが作る憲法が必要というのが、改憲派の主張である。
これに対し、この映画は、在野の憲法研究者「鈴木安蔵」の仕事に焦点をあて、高野岩三郎らとの憲法研究会で作った「憲法草案要綱」(1945.12.27)が、1週間で作り上げられたGHQ案の元になった。
従って、今の憲法は、日本人の考え方が反映されており、単純な押し付け憲法ではないというものである。
映画の中でいくつか確認したい史実や、現在の憲法には天皇制の容認などの矛盾がある。
しかし、この映画の上映運動が拡大し、人々の関心事項に憲法がなり、正確な事実や正確な論理の整理が少しづつでも進んでいけば良いと思う。
大きな声の出ないおちょぼ口の安倍ちゃんは、紛れも無く祖父岸信介のDNAを継承している。彼の「戦後レジームの転換」という野望に対決するには、この映画の上映を企画している「9条の会」の方々は、少し上品過ぎるかも知れない。
5.26~6.15スガイディノスシネマ(札幌地下鉄白石駅)で公開されます。