カール・ラーション展に行ってきました。
カール・ラーションはスウェーデンの人気画家で、
奥さんのカーリンとともに、理想の家を作り、
現在のスウェーデンのインテリアにも大きな影響を与えました。
私は、シャドーボックスの素材を探している時に、
初めてカール・ラーションの絵に出会い、
家族を題材に描かれた温かいタッチの作風が大好きになりました。
会場にはカールの作品のほか、
奥さんのカーリンの手作りの服、手織りのタペストリー、刺繍が多数展示され、
北欧らしい、モダンなテキスタイルに感動しました。
世界を魅了したライフスタイルは夫婦で作り出されたものだったのですね。
世界的に広まった画集「わたしの家」の代表作「窓辺の花」を、
教室の加瀬講師が昨年シャドーボックスに制作しました。
手前に大きく描かれた家具が
目立ちすぎないように収めることがポイントでしたが、
バランスよくまとめてあります。
この窓辺は、川に面していて、女の子は長女のスザンヌです。
家族がくつろげるリビングに、ロココ様式の家具、
カーリンのお手製のモダンテキスタイルが素敵に調和しています。
会場の一角に、イケヤジャパンによるこのリビングの現代版が作られていました。
美しく、心地よいライフスタイルを
追求した2人の世界にうっとりした展覧会でした。