今年はクリムトの没後100年、日本とオーストリアの外交樹立150周年にあたり、
ウイーンの芸術をテーマにした展示会が都内2か所で開催されています。
東京都美術館での「クリムト展 ウイーンと日本1900」と
国立新美術館での「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末の道」です。
明日からは銀座シネスイッチで「クリムト」が始まり、まさにクリムトイヤーです。
今日、都美術館の「クリムト展」に行ってきました。
国内で過去最多の代表作が展示されているだけあって、
雨の日にもかかわらず、沢山の人で賑わっていました。
私はクリムトの「女の3世代」の母子像をシャドーボックスにしており、
今回この作品を観る事を一番楽しみにしていました。
本物の絵には、若い母親の肌に透けて見える血管が描かれていることなど
プリント画では気がつかなかったところも発見しました。
それと何より本物作品が放つオーラに心を打たれ、
作品前のソファーでしばしボーッとしておりました。
額サイズ 縦75.5㎝横72㎝
この作品、11月に世界文化遺産のシェーンブルン宮殿内で開催される
日本オーストリア友好150周年記念第27回国際平和美術展に出展いたします。
海外展に先立ち、6月18日から6月22日まで
神奈川県民ホールギャラリーで国内展が開催されます。
クリムトがお好きな方に、名画を立体絵にした作品をご高覧いただけたら幸いです。