ロンドンでの展示会と共に楽しみしていたのが
ピーターラビットのふるさと湖水地方をめぐるツアーです。
私事ですが、夫の勤務先のイメージキャラクターがピーターラビット
だったため、青い上着を着たピーターはいつも身近な存在でした。
シャドーボックスもずいぶん作りました。
今なお世界中の人々に愛されるピーターラビット、
今年は物語の作者ベアトリクスポターの生誕150年に当たります。
この記念すべき年に湖水地方を訪れることができラッキーです。
スタートはロンドンのユーストン駅から電車でオクセンホルム駅まで移動。
2時間の乗車時間も広々としてのどかな自然を眺めながらで、
全く退屈することはありません。
駅からバスで「Wray Castle」へ。
ここはポターが子どもの頃、家族で避暑に訪れていたお城です。
裕福だったんですね。
このお城の前に広がる景色は本当に美しく、息をのむほどでした。
遠くに見えるのはウインダミア湖で、後ほど水上観光をします。
次はいよいよベアトリクスポターの住まい二アソーリー村にあるヒルトップへ。
ピーターが顔をひょこっと出しそうな。
藤の花が満開。
部屋はさほど広くはないのですが、
上質な家具や食器が保存展示されていました。
心豊かな当時の生活ぶりがしのばれる調度品の数々。
次はポターのギャラリーがあるエスウエイト湖近くのホークスヘッドへ。
スケッチや水彩画などポターの原画や遺品を展示。
建物は弁護士の夫の事務所だったもの。
かわいいキャラクターショップもありました。
続いて、
アンブルサイドからクルーズ船にのり、ウインダミア湖を遊覧。
風が爽やかで、景色もため息が出るくらい美しく、豊かな自然を満喫。
ボーネス・オン・ウインダミアへ到着。
船着き場近くにローラアシュレイデザインのホテルが。
少し歩くとピーターラビット公式ショップが。
かわいい小物がいっぱい。
続いてベアトリクスポター・アトラクションへ。
絵本の世界を再現したアトラクション。
生誕150年の記念シールがあちこちに。
全て作り物とわかっていても、癒されます。
ここにいたのねピーター。
ジオラマの後は、ポターの生涯が年代ごとに紹介されています。
ヒルトップのジオラマも。
今回湖水地方を訪ねて、ポターが守りたかった
自然の美しさに浸ることができました。
現在もナショナルトラストとして維持管理が
引き継がれていることに敬意を表したいと思います。