不審者がいやがる防犯カメラ

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万引きがこんなに多いとは !!

2009年05月15日 | 犯罪データ

 

先日、当社で防犯カメラを納入している企業様から、「防犯カメラを導入して
いない店舗で、先月、万引きで15万円位の被害が出たようだ。すぐに防犯
カメラを検討します」と電話が入りました。



この企業はスポーツ用品の新品・中古の販売の大手チェーンの加盟店舗を約
10店舗経営されています。全店に防犯カメラを導入はしていませんが、順次
各店舗に導入しています。

1ヶ月に15万円とはびっくりしました。少なく見積もって毎月10万円の被害で
1年間で120万円です。

そこで、調べてみました。

2007年の12月に  Nikkei BPnet で英国の調査機関センターフォー・リテイル・
リサーチ社の世界の万引きの実態をまとめたレポートを分析していました。
その中では、「世界32カ国における2007年の小売業のロスは、売上高の1.36%に
あたる986億ドル(約11兆4000億円)にも上るとのこと。
ロスの最大の要因は顧客による盗難、いわゆる万引きで、ロスの42.0%。その
金額は約5兆円になる。」


マイバック (wikipedia)があだに

日本でも我々防犯機器を販売している業者の中では、月にコンビニが5万、
書店では10万円位ロスがあると認識しています。

そして、1週間位前のテレビニュースで見たのですが、「レジ袋削減の為の
マイバッグ の普及」が万引きの被害を大きくしているようだと報道されていました。

主婦の方はスーパーを何軒か回るのが珍しくないので、マイバッグに入っている
商品が他店で購入したのか、自分の店で万引きしたのか、現場を押さえて調べても
見分けがつかない。結局、レジ袋を復活させているスーパーがあるとのことです。

北海道の女性経営者のインタビューでは、たまご1パック万引きされる損失は
7~8パック販売した利益と同じくらいと話されていました。
10円、20円の粗利益でなんとか販売しているのです。大変残念な社会状況です。


その他、書店業界の専門的データですが、
2008年4月に日本出版インフラセンターが発表した
「書店万引き調査等結果概要」 (pdf 1.2MB)があります。ご覧ください。

最近の万引きの実態を調べてみて、改めて万引き行為の抑制、防止に役立つお手伝い
する意欲が沸いてきました。


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