不審者がいやがる防犯カメラ

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映画「ゴールデンスランバー」を見て

2010年02月22日 | 余談

  


防犯カメラがストーリーの中で重要な役割をはたすと何かで読んでいたので、昨日の
午前中に映画「ゴールデンスランバー」を1人さびしく見てきました。

wikipediaの映画「ゴールデンスランバー」の解説ページ



映画の中のニュースで、主演の堺雅人が容疑者として映っている防犯カメラ映像が 
実際の防犯カメラの映像のように多少ぼやけて登場します。ぼやけてというか、
防犯カメラは自動的に不審者を特定して映すことはできないので、遠くから被写体を
撮影しているぼやけた防犯カメラ映像が何度か出てきました。

テレビニュースの本当の事件の防犯カメラ映像もだいたい、ぼけた感じですね。
これは、デジタルビデオレコーダー(以下、DVR)を例にとると、1つのカメラの映像の
サイズが、352 × 288 画素程度のCIFという映像サイズで録画されていることが多く、
この映像サイズをテレビ放送の1画面に引き伸ばすからぼやけるんです。
(CIFより少し小さいサイズのQVGAで表示している場合も結構あります)

※wiki Pedia の画面解像度のページ

また、DVRの映像をパソコンにダウンロードして、犯人らしき人物が映っている部分を
テレビ局が編集でさらに拡大して放送すると、もっとぼやけてしまいます。

5台も10台もの防犯カメラの映像を大きいサイズの画素数で録画する(高解像度化する)
と、TB(テラバイト)クラスのハードディスクを装備していても数日間位の録画期間にしか
ならなりません。
そのため、現状は352 × 288 画素のCIFサイズで録画することが多いのです。

但し最近は、「Mpeg4」方式の録画からさらに圧縮率の高い「H.264」方式の録画が
できるDVRも出てきましたので、数年位するともう少し鮮明な防犯カメラ映像の報道が
多くなると思います。

ところが、東京・新宿の三越新宿アルコット店の貴金属店「ティファニー」で12月31日に
起きた指輪強盗事件の映像はかなり鮮明でした。
公開されたティファニーの防犯カメラの犯人らしき不審者の顔がはっきり映っていました。
YouTubeにありました。




多分ですが、同店ではCIFサイズよりも大きいサイズで録画していて、
メガピクセルクラスの防犯カメラで撮影しているからかもしれません。世界的なブラント
ショップの防犯カメラの設備は、通常より5倍から10倍くらいの費用を掛けて設備して
いると聞いたことがあります。


映画の話に戻ります。舞台は仙台です。実在の仙台の百貨店の藤崎、運送会社の
仙台運送、出てくる住所も実際にある場所でした。仙台に住んでいる方、ゆかりの
ある方は必見ですよ。
筆者も実は仙台に住んでいたことがあります。



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