警察庁が1月14日に平成27年(2015)1月から12月の刑法犯のデータを発表した。
警察庁発表
以下は、産経ニュース 2016.1.14
【刑法犯、42年ぶり戦後最少の109万件 窃盗減少が要因「地域社会で警戒」
警察庁、平成27年認知件数】
昨年1年間の刑法犯の認知件数(暫定値)は前年比11万3115件(9・3%)減の
109万9048件で、昭和48年の119万549件を42年ぶりに下回り、戦後最少だったことが
14日、警察庁のまとめで分かった。
ピークだった平成14年の285万3739件から13年連続の減少。
警察庁は「市民の防犯活動や防犯カメラの増加など、犯罪を警戒する地域社会の目が
密になった結果」と分析している。
凶悪犯や粗暴犯などの分類別の全罪種で前年より減少した。中でも全体の7割以上を
占める窃盗犯は前年より8万9654件、ピーク時より156万9883件減らし、戦後最少を
記録した大きな要因となった。
殺人(未遂・予備も含む)は戦後最少だった25年を5件下回る933件だった。一方、詐欺の
中でも「おれおれ詐欺」や「架空請求詐欺」など振り込め詐欺の手口は、1474件増え1万
2729件だった。
検挙率は前年より1・9ポイント上がり32・5%だった。
警察庁は、市民の防犯活動や防犯カメラの効果による、と分析している。確かに刑法犯
(いわゆる犯罪全体)は毎年減っている。その内の窃盗犯(普通のどろぼう)が毎年減少
している。だが、粗暴犯という暴行・傷害・脅迫・恐喝・凶器準備集合の罪を犯した者の事件は
横這いだ。これだけ、街頭カメラが増えているのに。
繁華街での粗暴犯は減ったけど、カメラで映らない室内でのこの手の犯罪が増えているの
だろうか。
学校での道徳教育の効果、外国人窃盗団の来日の減少など、この辺も減少の要因の一つ
ではないだろうか。
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