【ガシャポン】
Nikon D600 + Voigtlander ULTRON 40mm F2 SL II N
台座を含めて全長7cm。
全身の緑っぷりでは、ピーターパン(初代:榊原郁恵)を超えたかもしれない。
@表参道ヒルズにあるオサレなカフェにて
Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
『偽大阪トラベル』のレッテルを貼られてしまったmyお正月旅行。
自分に不利なことは高速で忘れるタチなので、
すっかり頭の中は『泣かないで』で一杯、それは石原プロモーション所属のタチ。
自分に不利なことは高速で忘れるタチなので、
すっかり頭の中から大阪のことなど抜け落ちていた。
そんな時、携帯に届いた一通のメール:送信元は『nisseki@kenketsu.jp』。
日本赤十字社から「献血の結果が出ました/ウェブ上の会員ページからご覧になれます」旨の連絡だった。
そう、阪急梅田店に吸い込まれていった女子ズを見送った後、
独り路上で写真をとりながら偶然発見した路上献血会場@HepFive前。
・あまりにも通行人からスルーされる勧誘テクニックに感動したから
・長時間外にいて寒かったから
・大阪の記念品はどんなものかと興味があったから
以上のような理由により、
わざわざ旅先でする必要など1mmも無い献血をおこなった、その時の結果が届いたのだ。
すっかり忘れていた過去の悲しい恋愛の思い出を、
不意に聞いたその当時好きだった歌により蘇らせられてしまった、そんな感じです。
…と、うちの渡が申しております by 泣かないで
所変われば品変わる。
献血手順に違いは無いものの、受付から完了まで少しずつ異なる点があった。
血液検査前に、
ラジオ体操第1:「足を戻して手足の運動~肩、上、肩、下」の『肩』のポーズのまま数十秒間静止させられた。
これ初めての経験。
他にも検査/献血の最中、「手が冷たいからコレ握っといて♪」とカイロを渡されたり、
「儲かりまっか?」「はい300万円~っ」「ちっちきちぃ~」などと言われたりしたことも初めてだった。
「今日はサービスして800ml抜いとったったでぇ♪」と言われても
「そうでっかぁ^^ほなおおきに♪」と言ってしまいそうなノリだった。恐るべし、関西弁医療。
期待していた記念品は『オリジナルパッケージのプリッツ1箱』というなんとも関西仕事な一品のみ。
しっかりしてるわぁ、関西弁医療。
全て平均値であるまったくもって非の打ち所がない検査結果を読みながら、
そんなことを思い出していた。
今朝新聞に『捕鯨』の文字を見つけ、その昔好きだった歌を思い出すと同時に悲しい恋愛も思い出しました。
今日はその歌を歌います。聞いて下さい by 大門係長
ホゲ~~~~~♪ ←ジャイアン絶唱中
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
旅先から戻り、
ブログに旅行記を書き始めてから気づかされた『大阪=梅田の認識は間違い説』。
大阪を満喫したつもりになっていた自分は、
クールバスクリンを入れた水がシャーベット状態で流れて来る滝にうたれたような冷や水浴びせられっぷりである。
しかも自ら望んだ『滝行(たきぎょう)』では無く、
『滝行(たきゆき)』のバス停を探していたらいつの間にか滝壺の真下に来てしまった、という感じ。
現実社会の『方向音痴』が仮想社会にまで入り込んで来たようで恐ろしいのだが、
履歴書の備考欄に『電脳方向音痴』と書けると思うと、少しワクワクする◎
そんな勘違い旅行だったわけだが、大阪らしいイベントが無かったわけでは無い。
宿泊した日の夜は『お好み焼き屋』へ行った。
『梅田で中華料理』を選択する一家にしてはなかなかのチョイスではなかろうか。
しかも街中でお店選びをしている最中に『Mr.方向音痴』が偶然見つけたお店である。
「二度と来ることは出来ない」という緊張感が、より一層、味を引き立てていた。
行ったところは阪急三番街にある『ぼてぢゅう』というお店。
(ここまで分かっていても再度訪店出来ないのが『Mr.方向音痴』たるゆえん)
カウンター&鉄板端の席に通され、注文を告げると、
ジェット・リー似のお兄さんが見事な手つきで注文の品を焼き上げてくれた。
豚モダン、牡蠣バター焼、イカお好み、ねぎ焼、鉄板餃子、豚焼きそば、ミックスモダン、豚オムそば。
勝手が分からず注文し過ぎたのかもしれないが、もう遅い。
今更「やっぱミックスモダンはやめます。」とは言えないのだ。
それは「ミックスだもん♪」と言い間違えそうなわけでも、
ジェット・リーさんが怖いからでも無く、自分達が注文した品では無いからだ。
my一家が食べるのは『イカお好み、ねぎ焼、鉄板餃子、豚焼きそば』の4品だけだもん♪
お味の感想。
ぶっちゃけ、お好み焼きの類いって、
ドコでナニを食べても結局はソースの味しかしない為ハッキリとした違いはわからないのだが(ぉい、
牛スジたっぷりの『ねぎ焼』は美味しかったし、
『イカお好み&豚焼そば』も見た目ほど濃い味ではなく、あっさりと平らげられた。
入店した時は《清潔とは無縁そうな鉄板&店内》にビビっていたのだが、
それなりの接客とそれなり以上のお味に満足して店を出た。
【@14階】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
そもそもこのシリーズ、
『大阪一泊旅行』と括ってはいるものの、実際に訪れた地は大阪駅~梅田駅周辺にしか過ぎない。
ではなぜ梅田周辺なのかと言えば、
《前回、たまたま訪れたのが梅田で、梅田=大阪と認識していること》に加え、
《今回宿泊先に選んだホテルも梅田にあったから》という理由が大きい。
いくら大阪に遊びに行くつもりでも、
宿をジンバブエなどに手配すると、世間的には『ジンバブエ旅行』だと判断されやすいからだ。
選んだホテルは『アルモニーアンブラッセ大阪』。
基本設計を安藤忠雄氏が行った『CHASKA CHAYAMACHI』という複合ビルにある。
「…あんなぁ、わし、梅田の人間やけどそんなビル知らんでぇ?」という方でも、
「アレやがなアレ!ジュンク堂梅田店が入ってるけったいなビルやがなっ!」
と言えばおわかりいただけるのでは無いだろうか。
その『科学特捜隊本部(初代ウルトラマンの)』を思わせるホテルを選んだのは大正解で、
買い物や食事に出かけては戻る、を繰り返すのには大変便利なトコロだった。
たとえばこれがアンタ、ジンバブエにホテルっていたとしたら、
ちょっと食事に出かけたつもりでも自分が食料にされている可能性の方が高くなる。
・・・ジンバブエ、どんな野生動物がいるのか知らずに書いてますがっ。
そんな『ジンバブエ音痴』な人にもオススメなのが『ジュンク堂書店・梅田店』だ。
いやその蔵書量の凄いこと!
一部でMARUZENが文具を売っているものの、地下1階から7階まで全て本で埋め尽くされている。
ジンバブエ・ライフに必要な知識:
・シマウマの骨って可燃ゴミ?それとも不燃ゴミ?
・歩いていたら急に飛び出して来たゾウにはねられた!骨折に効く薬草ってなに?
・リコーダーしか吹いたことが無い私にもジンバ笛って吹けるの?
と言った疑問に答えてくれる書物も必ずどこかにあるに違いない、そう思わせる蔵書量なのだ。
唯一、欠点があるとすれば、多過ぎて選べないこと。
店内で散々時間を費やした後、何も買わずに退店、
近くのコンビニで雑誌を買った時には我ながら目眩がした。
でもまた行きたいぞ、ジュンク堂梅田店。 【つづく】
【エビチリについていた前菜】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G
京都へは頻繁に(と言っても年に2、3回)遊びに行くのだが、大阪には行った事が無かった。
昨年、夏休みを利用して京都へ一泊旅行った際、「ついでに」という感じで大阪まで足をのばしたところ、
大阪人のノリにいたく感激したmy娘は、一気に『大阪大好き娘』へと変貌した。
あの日以来、明らかに好みが変わった:『豹柄/ヒカリもの/アメちゃん』大好きなヤンキー娘の誕生である。
幸いにも『アメちゃん』とは《食べ物の飴ちゃん》のことであって、《友好的に表現したアメリカ人》のことでは無い。
帰宅すると『ハーイ オトサーン! my name is ジョージ^^』なアメちゃんがいると一日の疲れがとれなさそうで困る。
《行った事が無い》とは言え、岐阜には結構な大阪文化が入って来ている。
子供の頃から『吉本新喜劇』は見ていたし、『大阪城主が上沼恵美子さんである』ことも知っている。
文字にはひらがな/カタカナ以外にも『でんがな/マンガナ』があり、温度の単位は『まい度』、
一番多く飼われている犬の種類は『チャウチャウ』である、と言った程度の知識は備わっているのだ。
さて。
大阪と言えば『食い倒れの街』
昼食時に大阪・梅田入りしたmy一家は、「どこかでランチでも」という事になった。
のだが、『初売り/バーゲン』しか頭にない女子ズは食事に時間を費やす気分では無い@LUCUA
エスカレーターで移動中に聞こえてきた兄ちゃん達の会話から《ヨドバシカメラ8階にレストラン街がある》ことが判明、
てっとり早そうだった為、ソコに行くことにした。
レストラン街に着くと《何を食べるか》という相談も無いまま、行列の待ちが少なかった中華料理店に即決された。
料理の鉄人でお馴染み、陳健一さん直伝の麻婆豆腐がウリの『麻甜』というお店である。
ランチメニューは麻婆豆腐、エビチリ、ねぎラーメンといったところ。
my娘はラーメン、my妻はエビチリ、自分は麻婆豆腐と水餃子のセットを頼んだ。
麻婆豆腐は辛さが選べた為、辛い順に並んでいた『大辛/中辛/小辛/旨辛(半熟卵入)』のうち、最も辛く無い『旨辛』を頼んだ。
が、出て来たモノは強烈に辛い。
もともと辛さには強い方では無いのだが、それにしても「コレが一番辛く無い設定ってどーょ?」とキレそうな辛さ。
my評価基準では、10段階の言う『8まい度』位である。とてもじゃ無いが食えん。
2/3程残して店を出た。その時にもらったレシートには『中辛』の表記が。。。
・・・どうやらメニューブックにある『でんがな/マンガナ混じりの日本語』を読み間違えたようだ。
『旨辛』は『大辛/中辛/小辛』を選んだ後で指定するオプションのようなものだったらしい。
何も指定せず『旨辛』と注文した為、デフォルトである『中辛の《旨辛》』が届いた、という結論に達した。…ぁあ、、、。
店を出て女子ズと別れた:母子は買い物天国に、自分は街撮りに。
路上を歩いている際、my娘から「出すの忘れてたからこれポストにいれといて」と預かった年賀状があった事を思い出した。
ポストを探し出し、投函する寸前、宛先を見ると『○○譲二さま』。
結論:アメちゃんのジョージかもしれない