【水晶体】
Nikon D90 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
2011年7月に発生し、タイ北部に甚大な水害をもたらした台風8号と、
その後に発生した3つの台風の影響などにより、10月中旬、
タイ中央部にあるアユタヤ周辺の工業地帯は壊滅的な洪水被害に見舞われた。
さんざん報道された通り、アユタヤ周辺の工業地帯には日系企業が多数生産拠点を構えており、
ニコン製デジイチ&交換レンズの大部分の生産を担っていた『ニコンタイランド社/ロジャナ工業団地』も
完全に生産活動がストップされるまでの浸水被害を被った。
本来であれば何点かの新製品がアナウンスされ、
年末年始の商戦に向けた商品をバカバカ生産しなくてはならない時期におこった災害だった。
当然沢山の方が亡くなっており、人的被害も相当な数に上がった災害なのだが、
ここで言及するのは場違いなので、割愛:お悔やみ申し上げます
“広角ズームが欲しいよ!全員集合!”からはじまったいつもの病は、
『TOKINA AT-X 124 PRO DX II』と
『AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED』を迷った挙句、
『AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR』を本命に定めるというあまりにも間違った方向で決着がついた。
いいんだよ、元々ヘタレなんだから。
筈だったのだが、先の洪水で予定が狂った。
本来の予定(妄想)であれば、年末から年始にかけて
『AF-S DX NIKKOR 16-85mm f4G ED VR II~妄想実売価格10万円』が発表になっており、
《平均価格/最安値》が《72000円/60000円》前後で推移していた『16-85mm f/3.5-5.6G』は、
《65000円/50000円》辺りまでは余裕で値下がりしてくる予定だった。
が、今日現在《71000円/62000円》。
ここ1ヶ月あまり、こんな状態で推移し続けている。
1月10日付でニコンさまより
“一部カメラ&レンズの生産・操業再開”と
“3月末から通常の生産量に戻す”旨のアナウンスがあったのだが、
とくにその情報が市場価格に影響を及ぼしているような気配は無い。
最低でも梅祭りなどがはじまる頃にならないと市場の動向は見えて来ないのかなぁ。。。
2月のはじめには『D800(D700後継機)と何本かの交換レンズ』の発表があるようなのだが、
最近猛威をふるいはじめたインフルエンザとともに、
“スピードライトも欲しいよ!全員集合!”という病が蔓延しはじめているとも聞く。
はやく『16-85mm f/3.5-5.6G』の価格を下げてもらわないと、
“予期せぬスピードライト~SB-700君”等の家庭訪問を受けそうで恐々な毎日だ。