金魚日和

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裏オリンピック~キヤノン VS ニコン

2012年07月30日 | カメラ・撮影

【ぴょん♪】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G

ロンドン五輪も大会4日目を迎え、
スポーツ好き:五輪好きの方々は一喜一憂する日々をお過ごしのことと思う。

「沁みるよねぇ、『恋人よ』。」
それは“ごりん好き”ではなく“いつわ好き”だ。


肉体と精神を極限まで追い込んだ選手達がギリギリのところで勝負している舞台の裏では、
一部のヘンタイもとい、マニアだけが注目している静かな戦いがある。
報道写真ブースにおける撮影機材のシェア争い~通称キャノニコ戦争~がソレだ。


両社のデジイチ・フラッグシップ機(キヤノン『EOS-1Dシリーズ』/ニコン『D一桁機シリーズ』)は、
オリンピック・イヤーを視野に入れて開発/発表/販売される。

運動競技の頂点を極める祭典で使われる撮影機材は、
キャノニコ戦争に注目している世界中のアマチュアカメラマンに、
“現時点での動体撮影用機材の最高峰が何であるか”をあからさまに知らしめる。
下手にコマーシャルをうつよりもよっぽど市場に与える影響が大きい為、
撮影許可を受けているカメラマンには積極的に機材の貸し出しを行っている、なんて噂もあるほどだ。

高価なフラッグシップ機が売れると言うことは、超絶に高額なレンズもまた売れるということでもある。
ましてや買い足しや買換えでは無く、“マウント(=メーカー)の乗り換え”なんて事をされた日にゃー、
まったくもって可愛気が無い金額が動くことになる。

オリンピックを照準としたフラッグシップ機の開発~販売合戦の背後では、
その後の売り上げを左右する、“もう一つのシビアな争い”が繰り広げられているのだ。


過去の祭典は両社が拮抗しており、
2000年のシドニーではニコンが先行していたものの、
2004年のアテネ、2008年の北京ではキヤノンの健闘が目立った。
キヤノンの望遠レンズは鏡筒が白色な為、簡単に見分けがつく。
レンズがずらりとならぶ撮影ブースでは、白レンズが目に入り易いのだ。

今回のロンドン五輪では、
白黒半分、場合によっては黒レンズ(ニコン)の方が多いのでは、と言われている。
ちなみに“白黒半分”と聞いてプロレスラー小林邦昭選手のコスチューム(初期型)を思い浮かべた人は、
是非ともお友達になっていただきたいので文通(伝書鳩使用)して下さい。

さてその“黒レンズが増えてきた理由”なのだが、
・キャノンは五輪までに新製品『EOS-1DX』を一般発売出来なかった~事前の評判が悪かった
・今春に発売された『Nikon D4』の出来がかなりよかった
・英国を代表するバンド:ローリング・ストーンズに倣って『Paint it BLACK』る人が続出した
などがあげられているのだが、真相はわからない。


新聞で男子柔道の試合結果を見ながら「良いねぇ、『坊主刈り』。」などと発言しているmy妻は“五厘好き”だ。

※本文の一部は『nikoniko7』様からのご指摘により改訂させていただきました
 

 


猫も伸びる午後

2012年07月30日 | 動物・昆虫

Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G

 
19時に待ち合わせの約束をした場所に18時についた。

ので、近くにある猫スポット(公園)に蚊に刺されに行った。もとい、猫を撮りに行った。

 

基本、この公園の猫ズは、

身を低くし、話しかけながらゆっくりと近づいて行くぶんにはまず逃げない。

何か食べ物をくれそうな人は媚売りモードで歓迎するし、

そうでない人は無関心ではあるが同席することを許してくれる。

 

にしてもこの日は暑かった。

ご覧の通り猫さまは伸びっ伸びっ。

世間的には『金魚主~通称“キン○マ”~』と言う“夏の風物詩的な名前”を持つ自分も

虫刺されの痒みには勝てず、もとい、暑さには勝てず早々に公園を後にした。

 

結論:暑いと伸びるのはキン○マだけでは無い
  


平和の祭典

2012年07月28日 | 生活

Nikon D60 + Sigma 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM

例えば毎日スーツを着る人にとってのスーツは
「暑いし手入れが面倒だし高額だしで良いことなんて何も無いモノ」なのかもしれない。

「まぁ暑いには暑いですがこれも仕事の一部ですから。」なんて事を言う人は、
“人間が出来ている人”か“資本家に洗脳されている人”か
“イベント会場でチビっ子を前に激しいアクションを繰り広げる変身ヒーロー役の人”のいずれかだと思うが、
最後の人のスーツだけちょっと違う。

スーツを着る必要が無い職業についてしまった自分には、
“大人の男を演出するアイテム”としてスーツに対する憧れがある。
たまにスーツを着たりすると、意味も無く“出来る男”になったような気がして『すまし顔2級』に昇格するのだ。


同様に、日常的に身に付けている人にとっては鬱陶だけだと思うのだが、
その“管理されている感”がイコール“大企業に属してます感”を演出し、
ひいては“出来る男感”をかもし出す憧れのアイテムに『IDカード/ケースとストラップ』がある。
ほら、よくサラリーマンズが首から提げているアレだ。

事務所でデスクワークっている時以外は、
名刺に穴を開けてストラップを通した『手作り簡易IDストラップ』をして出かけることが多い。
ひとつには珍しい苗字である自分が名前を名乗った際、
間抜け顔で「…はっ?」と聞き返す人を一人でも減らしたいという切実な願いもあるのだが、
それ以外は純粋に“出来る男感”に浸りたいだけだ。


先日、ちょっと良い感じの『IDカードホルダー』をネットで発見し、注文した。
色は最近my一家だけでブームになっている水色~シトロエンと同色、である。

現物は翌日に届いた。すごいぞAmazon。
よろこんで箱から出し、首から提げ、“プレ出来る男感”を満喫していた。

ひとしきり遊んだ後、
蓋を外し中からカードを出して新しく作るカードの採寸をしようと思った。
のだが、蓋の開け方がわからない。
プラスチックの筐体ゆえ、無理に押すなり引くなりすると壊れてしまいそうである。

格闘すること2分。
なんとか蓋を開けることに成功し、中からカードを取り出すとなんと!
見えないカード裏面に『蓋の開け方』が図解されているではないかっ!

「開けて取り出さない限り読めないモノに開け方を記載してどーする!」

“出来る男”から“キレる男”にモードチェンジしかけたその時、箱が目に入った。
正確には、箱の裏面に印刷された『蓋の開け方の図解』が目に入った。


怒りに震え振り上げた握りこぶしは、変身ヒーローの決めポーズに切り替えることで事なきを得た。
 


塩味

2012年07月27日 | 料理・食べ物

Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G

友達にはなりたくないが物陰からこっそり見ていたい男、山岡士郎。

お箸の国に『グルメ』という言葉を定着させる原動力となった三大要素と言えば
 ・漫画『美味しんぼ』
 ・TV『料理の鉄人』
 ・キャットフード『モンプチ』
であることは疑う余地が無い。

「ついて来い、本物の○○を食わせてやる」が口癖の山岡さんは『美味しんぼ』の主人公だ。
どこの飲食店に行っても『美味しんぼ』が置いてある時代を過ごしたがゆえ、
山岡さんには随分とお世話になった/影響された。
牧歌的な農場で、食べるあても無い牛ズを見ながら
「…自分ならこの柵の中からは絶体に選ばない、なぜならここの牛は全部オスだからだっ!」
とか独りごちたものである。   …全部乳牛(=メス)なのに。


平日の昼食はmy妻の手作り弁当。
彼女がつくるオカズ類は基本、塩コショウ味だ。
基本的に塩味さえついていれば大抵のモノは美味しく食べられる貧乏舌なのだが、
冷めたお弁当となるとチトさみしく感じる時がある。
時々発作的に『ソースをダバダバかけた揚げ物』が食べたくなったりもするのだ。

そんな時の為に『山岡士郎ボックス』と名付けた秘密の調味料入れを隠し持っている。
箱の中には“個包装されたソースやケチャップ、塩、コショウ、マヨネーズ、和食料理屋店『岡星』の電話番号”などが入っているのだが、
忙しい日々が続いた結果、悠長に弁当グルメっている時間も無く、『士郎ボックス』の存在など忘れてしまっていた。

数日前、あっさり味の『カジキフライ』を食している最中、“ソースをダバダバかけたくなる発作”に見舞われた。
その瞬間、『士郎ボックス』の存在を思い出し、手当たり次第に探したのだが、無い。
事務所移転の際、どこかに紛れ込んでしまったようなのだ。
仕方なく発作を抱えたまま、カジキフライは塩味で食べた。

…『モンプチ・ゴールド缶』の方が美味いんじゃないか、なんてことは思ってもクチにしてはいけない。


ボックスはまだ見つかっていない。
 


逃げる

2012年07月26日 | 生活

Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

昨日の記事にもチラっと書いたのだが、字が下手だ。

一文字一文字丁寧に書けばなんとか読める字にはなるのだが、
急いでいる時の走り書きなど文字に見えればまだマシな部類である。
大半は“うなぎの稚魚のスケッチ”か“心電図”位にしか見えない。

以前、書類の端に“まったく記憶に無くい走り書き”を見つけたことがあった。
“カイワレダイコンのクロッキー”状態からなんとか判読に成功したところ、そこには

『一日、山に逃げる』

と書いてあった。
…はて。なにをしたのだろう。。。


見当がつかないまま放置していた数日後、
仕事で走り書く機会に出くわした。

『緊急避難』と書かなければならなかったのだが、『緊』の字が思い浮かばない。
「どうせ自分しか読まないんだし、ここは『金』で代用しておこう」
と思った瞬間、“山に逃げる”の謎が解けた。

『一目散に逃げる』


でも何故に、何処に、何から逃げる?  今もってそれは、謎。